家庭の夕べで準備するもの:色々な種類のゲーム(又は下記に載っているゲーム)、聖典

目的:

参加者に目標を立てること、その目標を達成するために努力することの大切さを教えます。ー(霊的・この世的、両方の)

聖典:

第1ニーファイ8章(リーハイの夢)

歌:

「鉄の棒」

開会の活動:

「ルールとゴール無しのゲーム」
様々なゲームからランダムなパーツを1人1人に割り振ります。そしてゲームを始めるようにと伝えます。ルールや目的が分からないままではゲームをしにくいというコメントが参加者から出るまで何も指示を与えずに待ちましょう。そうなるまでにあまり時間はかからないと思います。(スキャンしたゲームのパーツがあるのでそれを使っても良いです。)


レッスン:

ヒーバー・J・グラントの話

写真と下記の資料を使い、ヒーバー・J・グラントがどのようにして彼が立てた目標を達成したのかについてのお話をします。彼は、一生懸命努力し、自分の弱さを強さに変えた、とても素晴らしい模範です。ヒーバー・J・グラントが野球ボールを投げている写真を見せます。

野球ボールを投げる少年ヒーバー・J・グラント

画像はscribe.comより

ヒーバー・J・グラントは幼い頃、野球がしたいと思っていました。しかし、彼は遠くにボールを投げることができませんでした。ヒーバーがボールを投げようとするとき、他の子ども達は彼をからかいました。彼は沢山練習して、チームの選手に選ばれる程の選手になろうと決意しました。来る日も来る日も倉庫の壁にボールを投げて練習しました。時々、手が痛くて眠れなくなるほど練習をしました。しかし練習をすることを止めませんでした。数年後、ヒーバーはチームの選手として試合に出場し、優勝ました。

  • ヒーバーが立てた目標はどのような目標でしたか?
  • その目標を達成するためにどのようなことをしましたか?
  • ヒーバーが野球の練習をしたことによってどんなことが起きましたか?

霊的な目標を立てる際のスペンサー・W・キンボール官長の言葉

スペンサー・W・キンボール長官の人形を使い、(必要であれば)簡単に彼(近年の預言者であること)の紹介をし、彼の霊的な目標を立てることについての言葉を読みましょう。

「わたしの愛する兄弟姉妹の皆さん、人生で成し遂げたい大切な目標は、一度きりの決断を要します。

例えば、伝道に出るという決意、ふさわしく生活し、神殿で結婚するという決意。一度目標を決め、決心してしまえば、その目標に合わせて生活の中の小さな選択もその目標に合わせてできるようになります。そうでなければ、それぞれの選択にリスクが伴い、それぞれの曖昧な事柄も失敗に繋がってしまいます。今、人生の目標を立てるときです。今、あなたの標準をしっかりと定め、そしてその標準から死ぬまで離れないことです。」

命の木の話

第1ニーファイ8章、リーハイの命の木の示現を読むか、その章をまとめ、参加者みんなで命の木がどのようにわたしたちの最終的な目標を意味しているかを話し合ってみましょう。(永遠の命があなたの家族や愛する人たちを意味する)そして、その鉄の棒は、わたしたちが目標を達成するためにしなければいけない事を象徴しています。その目標を達成するためにしなければいけない事を話している絵や写真を使いましょう。

まとめ

命の木と、鉄の棒の話をしながら、家族に、いつも目標を覚え、それを達成するために頑張り続けることを思い出させるようにしてください。(メモをすると良いでしょう)そして、わたしたちはその目標に向かって努力する必要があります。もしわたしたちの目標が明確であれば、大切な決断をする時に、正しい選択をする助けになります。

わたしたちは、鉄の棒にしっかりとつかまり、霊的な目標を達成するためにするべき正しいことを固守する必要があります。

活動:

目標を立てる

それぞれの年齢や能力に沿った目標を立てられるように手伝ってください。目標達成の為の計画表を配り、見やすい場所に貼ってもらいます。一緒にその目標達成をすることができるような機会を与え、時々近況報告をしてもらう等し、(次回の家庭の夕べの際に聞くなど)その目標を諦めない(忘れない)ように助けます。大切なことは、最後までやり通すことです。脇道にそれて終わってしまわないようにしてください。でなければ、目標を立てた意味がなくなってしまいます。

目標カレンダー

目標例:

小さい子向けの目標例には、名前を書く、住所や電話番号を覚える、シャツのボタンを止める、家庭の夕べのレッスンをする、短い聖句を暗記する、等があります。大きい子向けの目標には、信仰個条を暗記する、モルモン書を読む(または一部を読む)、おもちゃを買うためにお金を稼ぐ、難しいピアノの曲を練習する等です。

この記事はもともとLala Gooldによって書かれ、scribd.comに投稿されました。