アニメ『異世界食堂』第5話にモルモン教の神殿が登場！

アニメ『異世界食堂』第5話を見た末日聖徒は、見覚えのある建物の登場に驚いたのではないでしょうか。

テレビ東京系のアニメ『異世界食堂』は、一見なんの変てつもない東京のレストランが舞台となるアニメです。しかし、土曜日になると、レストランは、エルフやドラゴン、動物人間など、様々な形をした「向こうの世界」の客たちがシェフのおいしい料理を食べにくる場へと変わります。

 

ソルトレイク神殿のサプライズ出演

第5話中に、ソルトレイク神殿がサプライズ出演しているのです！物語は半分人間、半分エルフのお姫様が、人間からもエルフからも拒絶された今、どうやって生きていこうか決断しなければならないというものです。ほんの数秒の間、ソルトレイク神殿はお姫様が『この世界』を後にするという決断をしたら行ける『神々の家』として登場します。神殿の登場はごく短いですが、そのデザインは間違えられない特徴的なものです。以下の画像で確認してください。

 

この記事はAleah Ingramによって書かれ、もともとLDSdaily.comに掲載されていたものです。

画像はLDSdaily.comより

 

翻訳者追記：

モルモン教徒でなくても、ソルトレイク（ソルトレーク）という地名、どこかで聞いたことあるな、と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。全米一の雪質を持つとも言われるアメリカ屈指のスキー、スノボ観光地としても知られるユタ州ソルトレイクシティは、その評判にふさわしく、2002年の冬季オリンピックの開催地となりました。スキー場だけではなく、ソルトレイクシティにはモルモン教の本部が所在し、本部オフィスの隣には、信者たちや地元の人から愛され、同宗教のシンボルのようにも使われるソルトレイク神殿があります。

神殿、本部以外にも、教会の信条や歴史を説明する資料が展示されている建物もあり、専任宣教師として世界各地から集まったボランティアが訪問者を案内してくれる無料ツアーもあります。もちろん、日本人ボランティアや日本語を話せるボランティアも常時複数スタンバイしていますよ。

毎週日曜日の教会での礼拝行事とは異なり、特別な儀式が執り行われる神殿。実は日本にも東京、福岡、札幌と3つの神殿があることをご存知でしたか？東京神殿は改装のために2017年10月より2020年まで3年間閉館となりますが、神殿があらたに建設される時や改装の工事終了後に、多くの場合オープンハウスが行われます。オープンハウス期間中は、普段は神殿推薦状という推薦状を持つ教徒しか入ることのできない神殿内も、一般に公開されます。2017年8月現在、東京神殿の改装工事終了後のオープンハウスの有無に関しては、教会から公式に発表されていません。もしかしたら神殿内を一般公開する機会があるかもしれないので、2020年ごろそのような発表があるか、今から楽しみですね。