山羊(ヤギ)、にわとり、眼鏡、おしゃぶりなどが自販機にあるとは、ほとんどの人が思わないものを販売しています。これは「あなたがたは世の光である」特別キャンペーンが目指しているものです。またこれはこの種のものでは初めての試みです。

ユニークな方法で「世の光」となる

「ボネビルコミュニケーションズと教会は、今までだれも見たことのないような方法で世の光となるために、ひと味違うユニークなことをする方法を探していました」とボネビル・コミュニケーションズのインフルエンサーキャンペーン(周りに良い影響を与えようとするキャンペーン)部長のキャミ・フィッシャーは述べています。「わたしたちは『毎日だれかが来て寄付できるには何がいいか』と考えました。」

答えは4台の自販機で、それぞれにはこのクリスマスの季節にユーザーがほかの人の役に立つような何かユニークなものが入っています。第1日目の「世の光となる」ビデオで初めて公開された販売機は、ジョセフ・スミス記念館に12月いっぱい設置されています。

特別な自販機

それぞれの機械にはcare.org、ユタ・フード・バンク、アイケア・4・キッズ、ウォーターエイド、水などの慈善団体に寄付する品物が入っています。

「世の光」と書かれたチャリティーのための自販機

ジョセフ・スミス記念館で自販機のカバーをはずすマイク・グラス(写真はLDSLivingより)

ですからハーシーのチョコレートバーなど自販機によくある食べ物のほかに、25ドルでニワトリ2羽、眼鏡や種は5ドル、いろいろな場所からのきれいな水は2ドルから25ドルの引換券を寄付することになります。

一番高いものは何でしょう?75ドルの山羊の引換券です。でも動物も含めてどれも価値の

あるものです、とフィッシャーは言います。

「動物は食糧になるだけでなく、収入源にもなるので、一石二鳥です。そして皆世界中に送られるのです」と彼女は言います。

また、12月にお金のゆとりのない人たちのためには、特別な自販機があって、そこではユーザーが無私の奉仕の行いが書かれたカードをもらえます。たとえば友達の話に耳を傾ける、知らない人に挨拶するなどです。

このようなユニークな自販機は12月末までしかありませんが、フィッシャーはこの季節が過ぎても長続きしてだれかの人生に何か変化をもたらせないかと願っています。

「わたしたちはこれが皆を元気にするものとなることを望んでいます」とフィッシャーは言います。「これがクリスマスの季節に何らかの喜びをもたらし、自分は世の中を変えるために何か大切で特別なことをしていると皆が本当に感じられるように願っています。それがたった一つの眼鏡であっても、だれかの人生を変えているのだと。」

この記事は元々はKatie LambertがLDSLivingに“Church Creates Special Service Vending Machines with Goats, Chickens, Eyeglasses + More”という題名で投稿したものです。
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