mormon-helping-hands-2012一人が単独で働いて何かを達成することはできますが、多くの人と一緒に働くことで同じ理由で勝ってより多くのことを達成することができます。あるいは、古い格言は次のように述べています。「人手が多いと仕事は楽になる。」このコンセプトが末日聖徒イエス・キリスト教会(より一般的にはモルモン教会と呼ばれる)の会員が青少年の時から教えられてきたことで、いつでも、どこであろうとも必要性が生じたら、いつでもそのようなヘルピングハンズは備えられていて進んで仕事を行なってくれます。

この原則は、エテロが義理の息子であるモーセに民を裁く者になることを教えた教訓の例えを通して旧約聖書の出エジプト記に教えられています。出エジプト記18章13−17節では次のように述べています。

「ある日モーセは座して民をさばいたが、民は朝あら晩まで、モーセのまわりに立っていた。モーセのしゅうとは、彼がすべて民にしていることを見て、言った、『あなたが民にしているこのことはなんですか。あなたひとり座し、民はみな朝から晩まで、あなたのまわりに立っているのはなぜですか。』モーセはしゅうとに言った、『民が神に伺おうとして、わたしの所に来るからです。彼らは事があれば、わたしの所にきます。わたしは相互の間をさばいて、神の定めと判断を知らせるのです。』モーセはしゅうとは彼に言った、『あなたのしていることは良くない』。」

言い換えると、たとえモーセの意図は正しかったとしても、彼が実行したことはよくありませんでした。彼は自分の力以上に早く走ろうと試み、彼が行える以上を達成しようとしました。エテロは続けてモーセに次のように述べました。

「あなたも、あなたと一緒にいるこの民も、必ず疲れ果てるであろう。このことはあなたに重過ぎるから、ひとりですることはできない(出エジプト記18:18)。」

2012年11月3日、ハイドパークおよびロンドン・ハイドパークステークの南ケンジントンワードから、85人ほどのボランティアがこの原則を実行するために彼らは黄色いモルモンヘルピングハンズのベストをかぶって、ペンキとブラシを手に持ち彼らはI.E.ヴィンセント・カナダ支部(ロンドンのポートベロー商店街近く)のスペイン語学校の教室の壁を塗る助けをするために集まりました。保護者の反応は感謝と労いでした。末日聖徒イエス・キリスト教会の会員らによって行われた奉仕は彼らなしには実現しなかったでしょうと彼らは語りました。ハイドパークワード若い女性会長のシャルロット・イエラは、その日の活動を計画しすべてを終えた後、彼女も自分の子供たちの学校のために輝くようなペンキ塗りたての教室を得ることができました。青少年たちや大人は同様に隣同士で働き、交わりを楽しんで奉仕に参加する機会がありました。