ファミリーサーチの可能性
家族歴史の探求に活発に携わっていると、先祖や今まで見つからないと思っていた先祖についての情報を得て新たな光が家族の先祖に射したときの喜びを感じていることでしょう。家族の祖先が誰なのかを見つけるのは興味深く、とても楽しいことです。しかしそれは末日聖徒イエス・キリスト教会(メディアなどではよく「モルモン」教会と呼ばれます)が世界で一番大きな系図図書館を持っている主な理由ではなく、教会の1500万人の会員が家族歴史を探求するための理由でもないのです。
家族は永遠にともにいることができる
末日聖徒イエス・キリスト教会の教義は結婚と家族関係はこの世を超えて続くと教えています。このためには家族が世界中にある主の神聖な神殿で結び固められることによってのみ可能となります。家族が永遠にともにいることができるという知識が、忠実な末日聖徒が亡くなった先祖を探求するための力となっているのです。
探求する人々を支援するために末日聖徒イエス・キリスト教会はファミリーサーチというツール、そしてファミリーツリーと呼ばれる新たなバージョンを作りました。
家族歴史探求のリソース:ファミリーサーチ
ファミリーサーチは末日聖徒イエス・キリスト教会が運営している世界で一番大きな系図組織です。ファミリーサーチは記録、資料、サービスを集めたものを保有して家族の歴史をさらに探求できるように意図されたものです。ファミリーサーチは世界中の系図の記録を集め、保存し、シェアします。インターネットで最も使われている系図のサイトの一つであるFamilySearch.orgにアクセスすると、オンラインで資料やサービスを自由に閲覧できるようになっています。ファミリーサーチの理念には次のようにあります。「先祖について学ぶことは、自分が何者であるかをさらに理解する助けとなる。そして家族の絆を作り、現在を過去につなげ、未来への橋を築く。」この理念とともに、ファミリーサーチはユタ州ソルトレーク・シティーの家族歴史図書館を含む70か国の4,500の家族歴史センターにおいて世界中からの30億以上の名前のデータベースから個人への支援を提供することができます。2009年11月までにニューファミリーサーチは5つのアジアの神殿のある地域の会員たちを除く世界中の教会の会員が使えるようになりました。
FamilySearch.orgのサイトでは系図記録のデジタル画像に自由にアクセスすることができます。これらの画像は大量のデータベースから検索することができます。また、FamilySearch.orgはユタ州ソルトレーク・シティーにある家族歴史図書館のカタログも含まれています。この図書館には110か国以上の地域や所有された系図記録を納めており、それには240万本以上のマイクロフィルムに収めた系図記録、742,000のマイクロフィッシュ、31万冊以上の書籍、シリアルなどの形式で、そして4,500冊の定期刊行物があります。マイクロフィルムとマイクロフィッシュは4,000以上の図書館の支部である世界中の家族歴史センターから請求すれば閲覧することができます。ファミリーサーチはまたFamilySearchWikiやForumを通して探求の支援を提供しています。ちなみにホロコーストや著名人を検索するのは禁止されており、それをするとアカウントが停止されます。
家族歴史資料:ファミリーサーチファミリーツリー
ファミリーサーチファミリーツリーは系図をオンラインで整理し、記録する新しい方法です。これは無料で、誰でも使うことができ、子孫に向けて家族の物語を保存し、シェアするために助けとなる無料のツールで歴史の中でのあなたがどこにいるかを見つけられる簡単な方法を提供します。
ファミリーサーチファミリーツリーの際立った仕様
ファミリーサーチファミリーツリーの際立った仕様には:
・事実に関する複数の表明があるときに「承諾から不承諾」までできる。
・資料の画像へのリンクを含む資料の引用がある。世界中から集めた教会の240万本のマイクロフィルム化された記録からスキャンした文書は、最終的にはシステムにおいて個人にリンクさせることができる。これらのフィルムは現在スキャンされ、索引作成がされている。
・末日聖徒イエス・キリスト教会の会員のためのいくつかの特別な仕様は、モルモンの神殿の儀式の業を容易にする。
・リンクした家族を一つにする家系図は、誰でもコメントや情報をいつでも加えることができるWIKIスタイルで操作する。
・個人が居住していた場所を地図で示す地図機能(ニューファミリーサーチウェブサイトとグーグルマップを組み合わせて個人の生涯の出来事を画鋲で表示)。
マザーテレサは次のように述べたと言われています。「孤独であることと、自分は必要とされていないという気持ちは最も恐ろしい貧困です。」家族歴史の探求と家族を永遠につなげるための神殿の業は愛する人から必要とされず、引き離されたという気持ちを和らげる助けとなります。そしてファミリーサーチファミリーツリーは業を達成するために必要な情報を集めるためのかけがえのないツールなのです。
ファミリーサーチサインインをクリックして自分の家族歴史を見ようとしてますが、入ってもただくるくるとアクセスの表示が廻っているだけで一向に開きませんどうしたら自分のサイトを見れますか?
志和大三さん、
聞いてくださってありがとうございます。
お使いのインターネット環境が影響していることが一つ考えられます。一度パソコンやタブレットなどのお使いの機器を再起動してみてはどうでしょう?
もしそれで改善しないのであれば、お使いの機器がファミリーサーチのバージョンが対応していないかもしれませんので、更新をするということもできます。
一度サイトを閉じ、しばらく経ってから再度サインインも試してみる価値があると思います。お住いの地域の家族歴史相談員さんはもっと詳しくご存知かもしれませんね。
無事にサインインできて、家族歴史を進められることをお祈りしています。
愛する親族