大好きな人とずっと一緒に幸せにいる方法があるとすれば、知りたいと思いませんか?

末日聖徒イエス・キリスト教会には、それを可能にする結婚があります。

永遠の結婚は、神様があなたとあなたの大切な人との関係が死んで終わりではなくずっと続くようにしてくれるんです。

これは神様があなたとあなたのパートナーを祝福して、2人が愛を深め合う方法です。

相手のことをよく知る

大切な人との関係が永遠になるためには、相手のことをよく知る必要があります。末日聖徒イエス・キリスト教会では相手のことを知るために推奨されている方法があるんです。

【デート】

16歳まで一対一はしない

身体的にも精神的にも未熟で不安定な時期の男女が1対1でデートをすることは勧められていません。複数の友達を交えて一緒に遊びに行ったりする中で、互いに知り合う最初のステップを踏むことができます。

【特定の人ばかりに限定しない】

いつも同じ人とばかりデートをしないようにと言われています。永遠のパートナーを見つけるためには、視野を広くして、さまざまな人を見ることが大切です。

【ダブルデートやグループデートから始める】

これは、互いの友人を知る機会にもなります。また、相手が友人とどのように付き合っているのか、友人は相手のことをどう思っているのか、自分の友人と仲良くしてくれるのか、なども知ることができます。

永遠のパートナーになる人なので、その人に対して周りの人の考えや意見を聞くことも大切になってくるでしょう。

【相手の家族も知るようにする】

結婚を考えるようになったら、相手の家族についても知るように努力することをおすすめします。これはとっても大切なポイントです。

もちろん相手の家族と結婚するわけではないですが、あなたの大切な人にとっては大事な家族です。パートナーの家族との付き合いは、後回しにできないこともあります。

その家族にどんな文化や伝統があるのか、それは自分が受け入れる事ができるのか、その家族の一員になることを考えてみてください。そして相手の家族と一緒に時間を過ごしてください。

また、相手にもあなたの家族に対して同じような時間を取ってください。結婚して初めてこんな家族だったとは!と驚かないようにするためです。

相手と相手の家族のことを知る機会をたくさん持つことで、結婚してからの辛い失敗や離婚を避ける助けになります。

ただ「一緒に過ごすだけ」のデートや、インターネット上で情報を交換するだけでは、結婚への十分な基盤を築けません。デートに続いて、入念で、思慮深く、十分なコートシップの期間を設けるようにしてください。様々な環境の下で将来伴侶となる可能性のある人がどのような行動を取るかを観察する十分な機会を持つべきです。

ダリン・H・オークス

※コートシップ 結婚を前提とした異性とのお付き合いのこと

清さを守る

神様が祝福する永遠の結婚のためには、清さは必要不可欠です。わたしたちは清くなければなりません。

親に見られて困るようなお付き合いはしない

これはわたしが結婚について考えていた時に聞いた言葉です。それがどんなことかは人によって違うのかもしれませんが、末日聖徒イエス・キリスト教会には、清さを守るための決まりがあります。それは「純潔の律法」という戒めです。

純潔の律法とは

純潔の律法とは何か

男性、女性を問わず、いかなる人も結婚前に性的な関係を持ってはなりません。結婚して初めて、伴侶と性的な関係を持つことが許されるのです。

福音の原則』純潔の律法より

この戒めは、時代に合っていないと思う人もいるかもしれません。結婚前に相手のことを知るために、性的な関係は絶対必要だと思う人もいるでしょう。しかし、末日聖徒イエス・キリスト教会の教えはそうではないのです。

神様の真理は不変で、時代の流れは関係ありません。そして、性的な関わりはとっても神聖なことであることを忘れてはいけません。一時の感情の高ぶりや、状況の流れや勢いで行っていいものではありません。

また自分の性的な欲求を満たすための方法でもありません。

結婚前に大好きな人から性的な関係を求められる人もいるかもしれません。でも本当に自分のことを大切に思っている相手なら、あなたの純潔の律法を守り、清さを保ちたいという気持ちを尊重してくれるでしょう。

刺激しない

性的な欲求は、実は神様からの賜物です。将来のパートナーとの神聖で親密な関わりや子供を設けるためにわたしたちの中に備えられています。神様が認められた状況で、相手を思いやり愛し合いながら性的な欲求という賜物を活かすことは、特権です。

性的な欲求という賜物の特権を最大限に活かして祝福を得るために、結婚するまで性的な欲求を刺激しないように気を付けます。

純潔の律法は戒めなので、それを破ったら罪になります。そして、この罪を悔い改めることはとても大変です。何より、一度犯した罪は決して消えません。

性的な罪をもたらす恐れのある行為は決してしないでください相手を敬い、卑わいで利己的な欲望の対象として相手を利用するようなことがあってはなりません。結婚する前に、情熱的なキスをしたり、相手の上に覆いかぶさったり、服の上からであれ服を脱いでであれ、人の隠れた神聖な場所に触れてはなりません。性的な思いを刺激するいかなる行為もしてはなりません。』

自分も相手も性的に刺激するような服装や行動をしません。また、自慰行為もしません。これもまた、性的な刺激に繋がるからです。性的な欲求は神様からの賜物だとお伝えしましたが、それを神様が許された状況でない場合は、自分の中に留めないようにすることで、性的な刺激から守られます。

性的な欲求を自分の中に留めないために

性的な欲求を自分の中に留めないためにお勧めの方法

おそらく純潔の律法や性的な欲求で悩む末日聖徒は少なくはないでしょう。それだけ人間の本質的な部分に関係しているからです。しかし、正しいことを望んでそれを行おうと努力する時に、必ず神様の助けがあることを覚えていてください。

神殿結婚

結婚を永遠にするためには、神殿結婚は不可欠です。神殿結婚で夫婦は、神様と聖約を交わし永遠に結び固められます。神殿の中には戒めを守っている清い人しか入れません。もちろん純潔の律法も守ります。

末日聖徒でも、神殿に入るためのふさわしさが必要で、そのふさわしさから神殿推薦状をもらうことができます。

なぜ純潔の律法が大切かお分かりいただけましたか?結婚したい相手が見つかって、いざ永遠のために神殿結婚をしようと思った時、その時に自分がふさわしければ神殿で結婚することができるんですよ。

夫婦の絆を強くすることも永遠の関係に繋がる

神殿の聖約を守る
神殿結婚の儀式の時に交わした聖約を夫婦共に守ります。

夫婦は対等な立場であることを覚えておく
性別年齢関係なく、神様が定められた結婚では、夫も妻も対等の立場にいることを覚えていてください。互いに支え合い仕え合い、互いが尊重されるような結婚生活を神様は望んでいます家族世界への宣言参照

戒めを守る
どんな戒めも守ってください。戒めの1つ1つはあなたが祝福を得るためのものです。もし夫も妻も神様の前でも正直でいられるなら、2人とも祝福されるでしょう。

お互いに性的な清さを保つ
戒めを守ることになりますが、純潔の律法は結婚してからも守ります。パートナー以外の人と性的な関係を絶対に持ちません。また、自慰行為もしません。神殿結婚をした時のように清いままでいるようにしましょう。

お互いに忠実にいる
パートナーに対して嘘をつかないでください。隠し事もしない方がいいでしょう。さまざまな問題を乗り越える時に、夫婦で神様に祈り求めると2人で導きを得られます

また、不倫はパートナーに対して忠実ではない行為です。神殿結婚で永遠に結び固められたのですから、新しいパートナーを探す必要はありません。

結婚生活のために適切に定められている事柄は、結婚のきずなの中で用いられる場合、それは正しく、神の前に喜ばしいことであり、増えて地を満たすようにという戒めを果たすものです。しかし、その同じことを結婚のきずなの外で行う場合、それは呪いを招きます。

エズラ・タフト・ベンソン

家族は神によって定められたものです。 男女の間の結婚は、神の永遠の計画に不可欠なものです。 子供たちは結婚のきずなの中で生を受け、結婚の誓いを完全な誠意をもって尊ぶ父親と母親により育てられる権利を有しています。 家庭生活における幸福は、主イエス・キリストの教えに基づいた生活を送るときに達成されるに違いありません。

ヘンリー・B・アイリング

神様が祝福してくれる結婚は、神様が求められることをすることです。

「この人を大切にしたい」「この人とずっと一緒にいたい」という思いが、一時のものではなく永遠に続くためには、お互いの努力が必要です。2人で年を重ねるたびに愛が深め合う方法が1人でも多くの人に伝わりますように、1人でも多くの人の結婚が永遠で幸せなものとなりますように願っています。