体の調子を良くしたり、ダイエットのためにプチ断食をされた方もいらっしゃると思います。モルモン教では、月に一度、日曜日に24時間飲食をしないで、神様に近づき、祝福を求めます。1人でも、家族とでも同じ目的を持って断食することができます。そして霊的な強さをもらうのです。また、それが神様の御心なら、神様は願いを叶える事ができます。

10歳の女の子の断食

知り合いの10歳の女の子は、彼女のおばあちゃんの具合が良くなるために、断食をしようと決意していました。しかし、成長期で貧血になることが多く、医師から断食をしないようにと、断食をする前の日に言われたのです。断食をする決意がとても固かったので、彼女はとても悔しく泣きました。その様子を見た両親は、娘の体調が少しでも悪くなったら断食を止めて、食べるというのを条件に、娘の断食を許可しました。両親は、娘がおばあちゃんのために断食ができるように、断食しました。

すると、娘は日曜日の断食中に、「お母さん、まだ大丈夫。できるよ。」と言って、2食抜いても貧血を起こさずに断食をすることができました。そして、おばあちゃんの具合はその後,回復に向かったのです。

私も8歳になってバプテスマを受けてから、体調が大丈夫である時は毎月一度、断食をしてきました。友達との関係が良くなるように母と一緒に断食したこともあります。誰かの体調が良くなるよう、悩んでいる人の心に平安があるよう、また試練を克服できるように断食してきました。断食を通して神様に近づき、特別な助けを頂けることを証します。

まだこのような目的で断食したことがなければ、イエス・キリストの名によって断食をすることをお勧めします。そうする時に、神様はそれができるよう助け、祝福してくださることを約束します。