多くの人々が預言者を信じています。しかし、現代の生ける預言者を信じている人は多くありません。末日聖徒イエス・キリスト教会は、よくモルモン教会と呼ばれますが、いにしえの時代の預言者に神の計画を明らかにされたと同じように、神が御自分の御心を現代も生ける預言者に明らかにされることを信じているごく少ないもののひとつです(もし唯一でないとしたら)。これらの預言者は神御自身によって選ばれ、啓示を受け人々に神に代わって語る権能を与えられています。
何故末日聖徒は現代の預言者を信じているでしょうか?
聖書は神は昨日も、今日も、そして永遠に変わらない方でおられ、預言者を召すことは時の初めからずっといつも神の計画の一部であったと教えています(ヘブル13:8;アモス3:7)。いにしえの時代、神はアブラハム、モーセ、エリヤのような預言者を召し、彼らに神の言葉を広め、神の子供たちを救うための業を行うように権能を与えられました。末日聖徒として、私は個人的に神の業がまだ終わっていないと信じています。そして、地上に救う人々が残っている限り、神の御心に従って神の業を遂行できるように神によって選ばれた僕を通して、私たちは指示を受ける必要があるのです。
残念ながら、ほとんどのクリスチャンを含め、神はもう預言者を通して語ることはなさらない、そして、神からの指示が必要であれば、聖書を読めばよい、何故なら聖書には神のすべての言葉がかかれているからであると考えている人々がいます。ルカ16:16を引用して、バプテスマのヨハネが最後の預言者であったと主張する人々もいます。しかしながら、聖書はイエス・キリストが亡くなられ復活なさった後、神は引き続き使徒を召して彼らに姿を現されたことを教えています。主は、サウロ(後にパウロとなるが)にダマスカスに向かっている途中で姿を現わされ、語られました。主はアガボを通して、ローマに飢饉が起きることを言われました(使徒11:28)。主はまた示現とその他の神からの表示により神が選ばれた僕たちに姿を現わされました(使徒7:55-56;9:10-12;10:9-16)。
これらの記録やほかの証人を考えると、神はもはや預言者を召されないと主張することは聖文を否定することになります。もし神が現代において預言者を召されないのであれば、神は過去の時代の神の子供たちのようには現代の私たちのことを心にかけてはくださらないと考えることになります。私は神は人を偏りみる御方ではないと信じています。神は御自身のすべての子供たちを等しく愛しておられます。ですから、神は引き続き啓示を与え、私たちに時代における質問に答えてくださいます。
私たちは現代の預言者に耳を傾けなければなりません
前の教会の指導者、J・ルーベン・クラークJrはかつて末日の預言者について次のように述べました。「私たちに預言者が不足しているのではありません。不足しているのは聴く耳と神の戒めに従って生活するという決意です。」
イエス・キリスト教会の忠実な会員として、私は神が私たちの天の御父であり、すべての人々は神が愛してくださっている神の息子娘であることを知っています。今日、神は再び私たちに対する愛を示してくださり、この時代に特有の経済的に不確かで、戦争が起こっている、価値観が変動する、疑問だらけの困難な時代を乗り越えることができるように導くために預言者を召してくださっています。
今日の神の預言者はトーマス・S・モンソンです。預言者として、モンソン大管長は末日聖徒イエス・キリスト教会を管理し、教会内外のすべての人のためになる啓示を受けます。モンソン大管長は単位モルモンの預言者あるいは末日聖徒イエス・キリスト教会の預言者ではありません。すべての人にとって神の預言者なのです。私たちの周りで起こっている喜ばしくないことが多い中で、私は私たちは本当に現代の預言者の言葉に耳を傾け、神の勧告に従う必要が大いにあるということを確