職場でのうつ病の影響調査」で日本人の10人に一人がうつです。希望のない状態や落胆、そして罪悪感など何らかの形の「うつ状態」と診断される感情を経験しています。また、精神衛生上の問題に一番精通しているアメリカの国立精神保健研究所によると、女性が生涯でうつと付き合うことになる確率は男性の約7割増しだそうです。

モルモン教の使徒、指導者であるジェフリー・R・ホランド長老は、うつ病について「人間の完全な機能性を著しく制限するほどの苦痛であり、やる気をだして前向きになればきっと良くなるなどと誰も提案することができないほど深い心の穴」と説明しています。うつの影響は本物です。しかし、イエス・キリストの福音を通して授けられる希望と癒やしもまた、本物なのです。

妻であり、5人の子供の母であるジェニー・ヘスは、家族と一緒に休暇を過ごしていました。その時に4歳になる息子のラッセルがソリ遊び中の事故で亡くなったのです。家族はがくぜんとし、ショックを受けました。母親として、息子の死を受け入れて生活することは想像を絶する辛さでした。彼女はいままでに経験したことのないうつ状態に苦しみました。ベッドから出るのにたいへん苦労をする日が多くあり、諦めてベッドにこもる日も多くありました。彼女はどうやってこれらの悲しみや落胆といった感情と付き合ってきたのでしょうか?

エイミー・ステイリーもまた、うつと付き合い生活している人のひとりです。エイミーは夫と子どもたちのサポートを受けつつ、うつとうまく付き合うためにプロフェッショナル(カウンセラーなど)の助けを求めました。

 

うつと付き合う5つの方法

ジェフリー・R・ホランド長老は、うつとその影響と付き合うためのコツを紹介しています。「壊れた花瓶のように」という彼の話の中で、これらのアイディアは紹介されました。

  1. 天の父である神への信仰を決して失わないこと
  2. スピードを落として、休み、補充/補給すること
  3. 症状が悪くなる一方であれば、資格と訓練を積んだプロの、そして良い価値観をもった信頼できる人からのアドバイスを受けること
  4. すべて自分で直せると思い込まないこと、でもできることはすること
  5. どんな病気や難しい試練があっても、人生のなかに希望をもったり感謝をしたりできることはあるということを覚えておくこと

イエス・キリストの福音についてより深く知るには、日曜の礼拝にぜひ参加してください。あなたの家の近くにある礼拝堂を探すにはこちらをクリックしてください。

 

 

 

この記事はもともとmormon.orgの編集者 によって書かれ、mormon.orgに”Dealing with Depression” の題名で投稿されました。