わたしたちが信仰を持って決断する時、本来は道理に合わないことをしているのかもしれません。目で分かるような恩恵はないかもしれませんし、かえって大きなリスクを伴っているかもしれません。しかし信仰は行使するたびに強くなるのです。「わたしたちが継続して行うと、次第に容易にできるようになる。これは物事の本質が変化したのではなく、わたしたちの行う力が増したのだ」とラルフ・ワルドー・エマーソンは言いました。毎日この5つの方法を行うことにより、神への信仰を強めることができます。

1. ひざまずいて祈る

わたしたちの気持ち、恐れ、弱さや望みを神に伝えるには真心からの努力が必要です。神を見ることができないので、神が自分の祈りに耳を傾けてくださると信頼しなければなりませんが、自分の欲しいものについて神に話しておけさえすれば得られるというものでもありません。答えを受けるために努力しなければなりませんし、答えが来たらそれを受け入れなければなりません。わたしたちが信仰を持って神に近づく時、目標に向かうわたしたちは支えられているのを感じ、人生の中で奇跡を感じます。自分が何かをしている時に神が共におられ、わたしの状況をご存じであると感じた時に力を感じました。神との関係を強めようと努力する時、わたしは自分の気持ちよりも神の御心を優先することを学びました。

2. 導きを求めて天に目を向ける

神は、わたしが最高に幸せになることを望んでおられる、と信じられれば、きっとそのようになることができるでしょう。そして、神がわたしに望んでおられないことをしたいとは決して思いません。わたしたちは祈りの答えを得る時、神が言われることを行うだけの十分な信頼を寄せる必要があります。自分が答えを得ていないように感じる時、すべて良いものは神から来ており、神はわたしたちを信頼しておられると安心することができます。どのような形でも前進するということは信仰のステップです。神の導きを求めることを習慣とするように努力すると、わたしは平安を感じるようになりました。神がわたしを正しい方向に導いてくださり、その中で答えをくださるのが分かるからです。

3. 自分の居心地の良い場所から一歩踏み出す

神への信頼が増すと、生活を変えたいと思うようになります。生活を一新したり、自分の一部となった日々の習慣をやめるのは容易なことではありません。わたしたちは、いつもと同じ行動をしていたらどうなるか理解しており、変化というものは落ち着かないものであり、予見することができません。どうなるかわ分からなくても、同じところにとどまっているよりもずっと良いということを確信することができます。もし全く行動しなければ、どこにも導かれることはありません。行動するときに機会や確信を与えられるのです。

4. 助けの必要な人を支える

わたしはは友人や家族から安心をもらうことができました。彼らの言葉は親しみあるものであり、慰めであり、それが神から来たものであると分かります。これは信仰により行動し続けるという信頼感を強めるものとなります。わたしたちは他の人にも同じ様にすることができます。わたしたちの行いの動機は、自分で思っているよりもさらに発展して、意義あるものとなることができます。自分が誰かを助けたということが分かる時、神がわたしたちを使ってくださったということが分かります。このような瞬間に、自分の人生にある秩序と目的を理解し、行うことについて、また自分がどのような人物なるかについて確信を得るのです。

5. 静まって耳を傾ける

神の答えに耳を傾ける努力をしないでいると、気を散らすものがより強い力で神との関係を引き離してしまいます。神の声を聞くためには静かな場所を見つけたり、その環境を作るという努力が必要です。神は、わたしたちに強制して神の言葉を聞くようにはなさいません。神がどのように語りかけるかを学び、答えを得たいという願いをを神に示すならば、答えを得ることはより簡単になります。わたしは、運転中は雑音なしに考え事ができるようにラジオはつけないことにしています。最近ウォーキングをするようになりましたが、その後とても良い気持ちになるので驚いています。外に出ることは家の中で画面を見て過ごす時間よりも慰めとなります。考えが自然にまとまり、ストレスをうまく鎮められるような気がします。自分ではなく神が主導権を持っておられるということを認識し、自分が神を信頼する時に良い方向に行くという信仰を、わたしは持っています。

わたしたちすべてにとって、信仰を持つというのは難しいことです。でも毎日信仰を強めるために意識して努力をするうちに、わたしたちの行動する力は増します。神の導きに従ってほんの少しだけ努力した時でさえ、自分が思っていた以上にすばらしい報いを受けられることが分かりました。わたしたちが信仰を行使する時、信仰は強められます。この5つの方法を行い、習慣にすることで信仰を強く保つことができます。そのようにして、平安を感じられないような状況であっても平安を感じられるようになり、結果がどうなるか見えなくても前進することができるのです。

 

この記事はAmy Higleyによって書かれ、faithcounts.comに投稿されたものです。