メッセージ

神の裁きの法廷に立つときにぜひとも明白であるよう望んでいることがあります。それは、モルモン書が真実であ(る)ことを、わたしが世界に宣言したということです。
(ジェフリー・R・ホランド『魂の安寧』リアホナ200911月号88-90ページ)

総大会のお話:

このテーマについてさらに学びたい人は200911月号のリアホナに掲載されているジェフリー・R・ホランド長老の「魂の安寧」というお話を参照ください。(リアホナ200911月号88-90ページ)

歌:

「金版」子供の歌集 61ページ

聖句:

だれでもわたしの言葉を大切に蓄える者は、惑わされることがない。人の子は来て、大きなラッパの音とともに天使たちを先立って遣わすであろう。すると天使たちは、天の果てから果てまで、四方から選民の残りの者を呼び集めるであろう。(ジョセフ・スミス訳マタイ1:37

レッスン

大きな紙に教義と聖約42:12の最後の部分を書きましょう。「『聖書』と完全な福音が載っている『モルモン書』の中にあるわたしの福音の原則を教えなければならない。」

その他のリソース

家族が年間を通してモルモン書や聖書、福音の学習を続けるのに役立つインスタグラムアカウント(BofM365, morumonkyouのインスタFB)を利用しましょう。

聖句を書いた大きな紙を、ジグソーパズルのようにいくつかのピースになるように切りましょう。

切ったピースを家族に配ります。(完成しないようにピースのうちいくつかを手元に残しておきます。)家族にテーブルの上や、平らなところでパズルを完成させるように言います。聖句が読めるか尋ねます。すべてのピースがそろっていないので読めないはずです。そこで家族に、聖書はまるでそのパズルのように、『わかりやすくて、大変尊い』(1ニーファイ13:26参照)部分が取り去られているということを説明しましょう。モルモン書はその取り去られた部分のピースを補い、わたしたちに完全な福音を与えてくれます。

手元に残しておいたピースを使ってパズルを完成させましょう。そして家族に書かれている聖句を読んでもらいます。
(Beth Lefgren and Jennifer Jackson, Building Blocks for Better Lessons, [Salt Lake City: Bookcraft, 1998], 14.より)

お話

17歳になったとき両親から小さな聖典の合本をもらいました。前にモルモン書を読んだことがありましたが、ある日の経験はそれとは違うものでした。御霊をより強く感じていたのかもしれませんし、もしかしたらいつもより熱心に勉強していたり、より心からの祈りを捧げていたのかもしれません。まだ若かったですが、モルモン書が真実かどうか知りたかったのです。

その日わたしはアルマ書32章の信仰について書かれている部分を読みました。章を読み終えたときに経験した気持ちは聖霊からの証であることが認識できました。わたしはモルモン書が真実だと知りました。立ち上がって叫びたい気持ちになりました。わたしの知っていることと感じた気持ちを世界中に知らせたいと思いましたが、まわりには誰もいませんでした。なので、頬に喜びの涙を流しながら、ページの余白いっぱいに、その瞬間心にあった気持ちについて書きました。ページ上の余白に大きな赤い星印を描き、続けてこう書きました。「531日午前730分。まるでわたしに向けて書かれているように、これが真実であることを知っている。」そして他の余白に「モルモン書が真実であるという確信を得た!!」と書きました。隣のページの余白には「一か月前から、より確かな知識を求めて毎週火曜日に断食をするようになった。これは真実だと知っている。」と記しました。

モルモン書を読むとき、わたしが日々重要な選択をするにあたり、霊感を通して導いてくださる天のお父様からの手紙を読んでいるような気持ちになります。どれほどモルモン書が好きで、導き、霊感、励まし、自信、そして信仰を求め、どれほど頻繁にモルモン書に頼るかを考えるとき、この本へ対するわたしの愛は曾祖母から受け継いだものなのかもしれないと思います。

約一世紀半前、一冊のモルモン書が当時16歳だったわたしの曾祖母スーザン・ケントの家にやってきました。その本を学んでから、スーザンは本に記されていたメッセージに関するとても強い証を得たので、それを受け入れるということは大きな犠牲を伴うことであったにも関わらず、否定することができませんでした。

当時スーザンはある若い青年と婚約していて、彼を離れては生きていけないと感じていましたが、彼はモルモン教に入信する人とは誰であろうと何の関係も持ちたがりませんでした。失恋の悲しみは深く、スーザンは体調を崩してしまいました。それでも彼女の思いは変わりませんでした。良心の赴くまま平安への道を歩むことを選択しました。優しい介抱のおかげでスーザンの体調も少しずつ回復し、彼女と妹のアビゲール、そして両親は教会へ加わりました。彼女のモルモン書の証と、それが彼女の人生で、そして今のわたしの人生で意味することに永遠に感謝し続けます。
(Ardeth Greene Kapp, My Neighbor, My Sister, My Friend, [Salt Lake City: Deseret Book, 1990].より)

活動

聖句さがしゲーム
家族全員に(モルモン書の中にある)テーマを一つ選んで紙に書いてもらいましょう。それぞれのテーマが書かれた紙をボウルかかごに入れます。順番に一枚紙をひきます。家族は一定の時間(2分くらいが妥当)を与えられ、時間内にひかれた紙に書かれているテーマの聖句を見つけます。幼い子供は家族のだれかとペアを組みましょう。最初に聖句を見つけた人もしくはペアには2点得点が与えられます。決められた時間内に聖句を見つけた人全員には1点が与えられます。次の紙をひく前に、それぞれの聖句を読み上げてもらいましょう。

一番得点を稼いだ人の勝ちです。

リフレッシュメント:

レモンバー

焼きたてレモンバー

この写真はFlickrより

材料

クラスト

  • 室温に戻したバター 100g
  • 砂糖 55g
  • 小麦粉 140g


レモンミックス

  • 卵 2個
  • 砂糖 170g
  • 小麦粉 17g
  • レモン果汁 80ml

作り方

オーブンを175度に予熱しておきます。

中くらいの大きさのボウルにバターと小麦粉、砂糖を入れて混ぜ、クラスト生地を作ります。混ぜた生地を何もつけていない四角いケーキ型(20cmくらいがおすすめ)の底に入れ、上から押します。

オーブンで25分ほど、程よい焼き色がつくまで焼きます。もう一つのボウルでレモンミックスを作ります。ボウルに砂糖と小麦粉を入れ混ぜます。卵とレモン果汁も入れさらに混ぜます。焼けたクラストの上に流し入れます。

オーブンでさらに20分程度焼きます。冷やして固まったものを切り、レモンバーの完成です。

この記事はもともとShauna Gibbyによって書かれ、ldsliving.comに”FHE:Book of Mormon” の題名で投稿されました。
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