ブラジルで伝道するモルモン教の宣教師が、自分と同僚に銃口を突き付けた強盗に反撃し、同僚と自分の命を守る様子が監視カメラに捉えられた。
ビデオが捉えた命を守る宣教師
ビデオでは、バイクに乗った二人組の男が二人の宣教師と通行人の横に止まり、そのうちの一人がバイクから飛び降り銃を取り出した。宣教師に銃を向けると、宣教師の一人が銃をつかんで塀の内側に投げ入れた。するとバイクに乗っていたもう一人が宣教師に襲い掛かったので、宣教師は反撃して男たちは逃走した。
末日聖徒イエス・キリスト教会のスポークスマンのエリック・ホーキンスは以下の声明を出した。
「私たちはこの事件で宣教師や他の人々に危害が及ばなかったことに感謝しています。宣教師には争いを避けるよう指導しています。すべての状況は違うので、宣教師は大人として自分の身は自分で守らなければなりません。今回の場合、相手は武器を持っていたため、宣教師は自分たちの命を守るために反撃しました。」
このデゼレトニュースの記事と監視カメラを見た人は次のように述べた。
「これについては批判や勝手なことは言えません。私はこのような経験がないので、自分だったらどうしたかはわかりません。
この宣教師は非常に勇敢で冷静でした。この非常事態の大変な中に塀の内側に銃を投げ込むということを思いついたのですから。彼は真の英雄です。」
現在、世界中で74,000人以上のモルモンの宣教師が418の伝道部で奉仕している。