ハーバードの教授であり末日聖徒イエス・キリスト教会の会員であるクレイトン・クリステンセンは、ビジネスと人生における知恵を分かち合うために、バーチャルでステージに立ちました。TechCrunch Disrupt(訳注:テクノロジー・会議)において、パネリストとして崩壊というテーマについて話しました。公開討論会で、クリステンセンは主なテーマであるDisruption(混乱、崩壊)から少し外れて、長期間に渡る幸福について大勢の人に話しました。


長期にわたる幸せは職業の成功に比例しない

「長い目で見た時、職業における成功が、人としての幸福や家族の幸せを確約するものだという確証は全くありません。家族に強い中核があること、つまり、伴侶と愛溢れる関係があり、子供達とも愛ある関係があること、それがわたしたち皆が追い求めている長期に渡る幸福を与えてくれるのです。」

クリステンセンはさらに続け、多くのビジネスや職業において幸福を得ようとする方法と問題について論じました。クリステンセンは、人はすぐ出る結果を求め、長期間の個人の成功を無視する傾向があると示唆しました。

「成功に駆り立てられる人々は、成功の必要性が高い時に、最も速攻性があり確実な成功の証拠がある方法に対して、時間、労力、才能を費やします。」

クリステンセンは、これが今日多くの専門職の人たちが、強い家族構造を持たず、望んでいる幸福のレベルに達することができない理由だと、示唆しています。

「だから成功している企業役員の多くが離婚し、子供たちは離れて育てられるか、自分たちではなく他人によって育てられているのです。」

この記事はもともとAaron Bylundによって書かれ、MORMON HUBに投稿されたものです。