Pinterest(ピンテレスト)を長い時間閲覧していると、食糧貯蔵に関するリスト、非常用の72時間キットを安く準備するヒント、緊急時への備えの重要性を支持する記事などのピンを見かけることでしょう。モルモンこと末日聖徒イエスキ・リスト教会(よくモルモン教会とも呼ばれます)の会員にとって、自立の原則は今に始まったことではありません。1世紀以上の間、モルモンたちは家と家族を備えるよう勧告を受けてきました。そしてこの勧告はモルモン地域を越え、人々を鼓舞しています。
モルモンは備えるよう勧告されています
大平原を歩いて渡ったモルモンの開拓者たちは、西へ移動するために必要な食べ物を十分に準備する必要がありました。その旅は目的地にたどり着くまでに数ヶ月がかかりました。教会から配給が与えられたものの、飢えは初期の開拓者たちにとって大きな懸念でした。この初期の会員たちの準備なしに、無事に旅をすることなど不可能でした。
今日のモルモンもまた、緊急時のために備えるよう勧告されています。そして、末日聖徒イエス・キリスト教会はできるだけ簡単に準備できるよう助けています。アメリカ中に食糧貯蔵の施設が展開され、貯蔵目的で生産物を作る教会の農園があります。これらの倉庫は、困窮している人々に食料や生活必需品(食器洗剤、シャンプー、トイレットペーパーなど)を供給するために使われています。
末日聖徒イエス・キリスト教会は、会員が実費で支払うことにより購入できる食料貯蔵キットも生産しています。しかし、教会のみがこれらのキットを生産しているわけではありません。緊急時の備えに応じる幾つかの企業が成長しています。なかには、穀物、フリーズドライされた野菜、乾燥させた乳製品など特定の食物類に力を注ぎ専門に扱う企業もあります。十分な食事のための材料がそろったセットもあります。ほとんどの食料貯蔵企業は25年間保管できる食物を提供しています。
食糧貯蔵の背景にある重要性
冷戦の間多くのモルモンの教会指導者たちは大災害のため備えるという傾向に合わせていましたが、食糧貯蔵は単に大災害のため備えるものではありません。末日聖徒イエスキリスト教会は将来に希望が持てないようなことを教えてはおらず、会員にできるだけ十分に自分たちの生活を保つよう勧めています。しかしながら、人生はいつも順風満帆とはいきません。多くの大黒柱にとって、失業は現実的に存在する落とし穴です。そしてもし食糧貯蔵を十分に蓄えていれば、困ったときに家族の食事や資金管理において大いに助けになるでしょう。
食糧貯蔵は自立を強調しています。そしてこの原則は末日聖徒イエスキリスト教会において長いこと価値のあることとと考えられてきました。食糧貯蔵を奨励することに加え、モルモンの指導者たちは財政的な借金を避け、緊急時や将来のために貯金をするよう勧告しています。かさねて申し上げますが、これらの原則は今に始まったことではありません。国中の財政的リーダーたちは、同じ考えを本やポッドキャスト、クラスにおいて主張しています。
BUT IF YE ARE PREPARED YE SHALL NOT FEAR (D&C 38:30). (しかし備えていれば恐れることはない(教義と聖約38:30)。)
備えの容易さ
世俗的な備えと財政的な備えが主流になればなるほど、準備万端備えることはより容易になっていきます。もし食糧貯蔵キットを全部購入したくなければ、オンラインで数え切れないほどの長期および短期保管できる商品のリストを見つけることができますし、72時間キットや他の緊急時のキットに関しても同様に無数見つけることができるでしょう。緊急時に備えることは、今やウェブ・コンテンツおよび物的生産において主要な産業です。家庭や家族のため備えたいと思う人にとって供給源はすべてそろっています。
食糧貯蔵および緊急時の備えを必要とされている方は、末日聖徒イエスキリスト教会のページ、provident livingを参照してください。
この記事はシャーロット・ウィルソンによって書かれました。
主人が教会員ではなくて、教会の戒めに十分応えられない所があるんですが、私は、この貯蔵の戒めも苦手なんです。
小さい頃から、余計に持っていると、どうも、人に分けてしまうところがあるんです。なんか、自分より困っている人がいると、渡さずにいられなくなってしまうのです。そして、自分には、数日過ごせる物があれば安心してしまうのです…。
もう、こうなると、私より困っている人が、近くに来ないように祈るばかりです。でも、助けられていない人を見かけると、そっちへ行っちゃうんですよねぇ。それで、同じ量が持てるまで、分け合ってしまう…。
それでも、人類が最初に神を信頼しなくなった事例の一つに、「水を溜める」というものがありました(institute旧約聖書テキスト)。必要な物は、何でも与えられるのではないのかな、と思ってしまいます。
ま、そんな事を言っていないで、貯蔵に励みます!
食糧貯蔵って本当に難しいところがありますね。そして、姉妹の優しさがゆえに食糧貯蔵が違う目的を持ってしまうことも難しいですね。わたしはまだ独身なので、家庭がある方とは少し勝手が違い、かつアメリカに住んでいるのでなお違うかもしれませんが・・・食糧貯蔵のために、大量にコストコで買いだめして、その量が三日分以下になったら、また買いだめに行きます(笑)困っている人を助けてしまうと、毎日買いだめに行かなきゃダメ?自分と均等に分かち合わなくても、必要最低限のシェアをしてはどうでしょう?分かち合って助けが必要な人もいますし、原則を教えて自分でなんとかできるように助ける人もいると思います。四苦八苦するかもしれませんが、頑張ってくださいね。