音楽で元気づけられたり、やる気が出てきた経験はありませんか?音楽には人を鼓舞して高める力があります。末日聖徒イエス・キリスト教会でも、賛美歌を始め福音のメッセージをメロディーに乗せたオリジナルの音楽がたくさんあります。音楽を通してもっと多くの人がキリストのメッセージに触れたり心を高められるように、さまざまな変化が起きています。

新しく加えられる教会のアプリの音楽機能
これまでは「チャーチ・ミュージック」アプリを使って教会の音楽を聞くことができました。しかし、このアプリは2026年の初めごろに廃止されるため、末日聖徒イエス・キリスト教会の会員が広く親しんで使用している「福音ライブラリー」での音楽機能がグレードアップします。
アプリ内の音楽を再生する際に、「再生」か「シャッフル再生」を選ぶことができます。それによってアプリ内の音楽をノンストップで聴くことができます。
また、賛美歌の楽譜表示がPDFタイプと、楽譜がスマホの画面サイズに表示される「レスポンシブ」レイアウトが選べるようになります。
この「レスポンシブ」レイアウトでは画面をスクロールするのではなく、まるで紙の楽譜のページをめくるようにデジタルの楽譜を「めくる」ことができます。Bluetoothに繋いでペダルでページをめくる機器を使用することもできます。
信仰を高める新追加の賛美歌
教会では会員の信仰を高めて音楽を通して神聖な経験ができるように、新しい賛美歌が追加されることがあります。
最近では2024年9月にアメイジング・グレースがデジタル版の賛美歌集に追加されました。
2024年3月から新しい賛美歌が追加され、2025年6月には全部で48曲追加されました。
2026年の終わり頃には英語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語の紙の賛美歌が発行され、2030年の終わりまでには50言語での紙の賛美歌集が子どもの歌集と合わさって発行される予定です。
もちろんこれまで歌ってきた賛美歌も信仰を高め、神聖な経験をすることができます。わたしはたくさんの人と一緒に「主のみたまは火のごと燃え」を歌うと、心の内側が熱くなったり周りから包まれるような経験をすることができます。
新しい賛美歌を歌うことで、新鮮さを感じることができます。また良い音楽はどれだけあっても困りません。新しい賛美歌が加えられることで、新しいお気に入りに出会えたり、これまでにない経験がまたできるでしょう。
多くの賛美歌は、多様な個性やバックグラウンドを持つ人々の経験を神聖に、そして豊かにすることでしょう。
祈りになる歌
キリストの福音を回復し、末日聖徒イエス・キリスト教会を組織したジョセフ・スミスの妻であるエマ・スミスは、主から賛美歌を選定して賛美歌集を作るように命じられました。(教義と聖約25章参照)
わたしは心の歌を喜ぶからである。まことに、義人の歌はわたしへの祈りである。それに対する答えとして、彼らの頭に祝福が注がれるであろう。
教義と聖約25章12節

神様は賛美歌や教会の音楽を単なる娯楽ではなく、霊的な価値があるものとしています。礼拝で歌う賛美歌、主への愛を込めた歌、キリストの教えを表した歌は、祈りのように神様に思いを伝えることができます。
まとめ
教会の音楽を聞いたり賛美歌を歌うことで、心を落ち着かせたり高めることができます。これは音楽が持っている力の一つです。この力を神聖な目的のために使うことで、信仰を高めることができます。スマホで気軽に音楽が聴けて、場所を問わず神聖な経験ができたり鼓舞されることはとても嬉しいですね。また新しいアプリや機能、新賛美歌を活用していくことも楽しみですね!
この記事はchurchofjesuschrist.orgを参照しています。