私が、モルモン書(聖書の対になる聖典)に書かれているイエス・キリストについての記事のシリーズを最初に始めた時、7月までには終われると予想していました。モルモン書を聖典として認めている、末日聖徒イエス・キリスト教会(それはしばしば「モルモン教会」と呼ばれてしまう教会)の会員として、そのためには、キリストについて書かれた非常に多くの部分を省かなければならないと気が付くのに長くはかかりませんでした。途方もない数の節を飛ばしても、すでに8月に入っていました。モルモン書の最も重要な部分を紹介するために、本の多くの部分、必ず各自で読む必要がある驚くほど素晴らしい部分を、スキップすることに決めました。この部分は、それが何であるか学ぶのをどんなクリスチャンもわくわくするであろう、とても力強いメッセージを届けます。イエス・キリストの誕生のしるしは、古代アメリカ大陸に住む人々の一団に与えられました。加えて、イエス・キリストご自身が、その死と復活の後にアメリカ大陸を訪れられましたが、それについては後にさらに詳しく話します。
イエスがアメリカに現れた
それはなぜ重要でしょうか。イエス・キリストが聖地に住む小さな一団の人々にとっての救い主にとどまらないということを物語っています。彼は、世界すべての人々の救い主です。それは、物事を真実だとするために、聖書とユダヤの律法両方が求める2つ目の証を与えます。人類に対する救い主の愛についての力強い証です。ある人々にとっては、これが真実であって欲しくないということが、わたしには興味深いです。もし彼らがそれが可能でないと思うならば、イエスがそうすることを選んでも、他の一団の人々のところへ来ることができなかったと示唆しているかのようです。それは、イエス・キリストが世界の中のほんのわずかな一部の人々だけを気にかける、人を差別待遇すると示唆します。いいえ、真実は、彼は義にかなったことを何でもできるということです。モルモンは、イエスの教えをより多く聞く、すべての機会を褒め称えます。だれがもっと多くを望まないと言えるでしょうか。
モルモン書は、紀元前600年、エルサレムの滅亡の寸前に聖地に住んでいたリーハイという名の預言者の記録で始まります。彼の命は、他の預言者たちの命と同じように危険にさらされました。神はリーハイに、家族と他の数人を荒野に連れて行くよう指示しました。彼らは海へと導かれました。イエスはそこで、家族が海を渡れるようにリーハイの息子ニーファイに船の造り方を教えました。イエスは、どんなことでも仕方をご存じです!
モルモン書の歴史
リーハイには6人の息子がいました。年長の2人は、反抗的で、神に背を向けました。彼らの父親が亡くなった時、ニーファイが彼らよりも義しかったので、天使が弟、ニーファイが支配者として選ばれたことを明かした時、彼らは腹を立てました。その当時、長男が年功特権を持っていましたが、長男は義にかなっていませんでした。リーハイとその妻が亡くなった後、ニーファイと彼に従う者たちは、彼らを殺そうとする二人の兄とその従う者たちからの深刻な危険に直面しました。彼らは去りましたが、そののちの世代にわたり、両者はしばしば戦争をしました。邪悪な兄たちに従ったレーマン人は、ニーファイに従ったニーファイ人を殺すことを望み続けました。ニーファイ人はレーマン人を改宗しようとし続けました。彼らは、時々成功しました。時にニーファイ人は教会を離れ、レーマン人に加わりました。
ニーファイ人は、もう一つの大陸にいましたが、現代のコミュニケーション・ツールなしに、キリストの誕生を知りました。預言者たちはキリストの誕生のしるしを示していました。そして、レーマン人が立派だった時代にレーマン人でサミュエルという名の預言者が、町の城壁に立って、当時邪悪だったニーファイ人にキリストの降誕を告げました。彼は、約5年以内に、暗闇のない夜が訪れると言いました。昼、夜、そして次の昼と、間に暗闇が無くてまるで一日のようであろう。彼らは日が昇り、日が沈むのを見るが、彼らの地域の明るさに影響がないであろう。空には新しい星も現れるであろう。彼は、そのメッセージを信じることの大切さを説明しました。「そして、神の御子を信じる者は皆、永遠の命を受ける。}(ヒラマン14:8)
しかし、具体的な日にちがなかったため、邪悪な人々は、彼らが選んだ日にその出来事が起こらなかった場合、サムエルを信じた人々を殺すと告げました。彼らは当然のことながら不安になりました。それはしるしが起きると思わなかったのではなく、神は具体的な日にちを与えておらず、レーマン人がただ適当に選んだ日にちだったからです。彼らの預言者は、神に祈りに行き、約束されたしるしがまさにその夜、レーマン人が信者を滅ぼすために待つと決めた最後の日に現れると約束されました。
しるしは現れ、信者は救われました。多くの人々が、神の御子としての救い主を受け入れ、彼らを訪れるという預言を含む彼についての他の預言を信じ、改宗しました。
モルモン書にあるレーマン人サムエルSamuel the Lamanite in the Book of Mormon.について読んでください。
次の記事は、イエスが亡くなったことを告げるために与えられたしるしについて研究します。
モルモン書にあるキリストの誕生に関する預言
テリー・リン・ビットナー
イエスの誕生に関する預言は、アメリカ大陸にも届いた。
この記事はテリー・リン・ビットナーにより書かれた。