宗教と科学の深い関係:末日聖徒は進化論を信じるのか
末日聖徒イエス・キリスト教会は進化論についてどう考えているのか。
人は生まれてから死ぬまで様々なことを経験しますが、それは一体何のためでしょうか?もし死んで全てが終わってしまうなら、人生を頑張っても虚しい気持ちがします。モルモン教では生きている時間は「死すべき状態」としての期間と考え、わたしたちの命は永遠に続くと信じています。
「前世が知りたい!」それは誰しも一度は思うこと。そもそも前世なんてあるのか?ということも。モルモン教でははっきりと前世の存在を伝え、わたしたちが前世で何をしていたかも聖典を通して知ることができます。前世の意味を知ると、今の人生の意味、また目的が明確になってきます。
わたしたちは「いつか」という言葉を注意して使うべきです。『いつか彼を許そう』、『いつか教会に行ってみよう』、『いつかクリスチャンになろう』などなど。今日という日を生きていますか?今日、なすべきことをするべきです。過去から学び、将来に備え、今を生きる。それが本当の喜びへの近道なのです。
不幸は、必ずわたし自身や周りの人の益となる学びや祝福に繋がっていると信じています。例えば、母が弱り、アルツハイマーになった姿を見るのは、本当に悲しいことでした。しかし、これによってわたしの子供達は忍耐、愛など数え切れないことを学びました。私たちの逆境に対する対応はどのように子供の目に映っているでしょうか?
変化や自己改善は難しいものですが、不可能ではありません。また、神様も私たちがもっと良い人になるように望んでおられます。神さまが関心があるのは、過去の私ではなく、今、何者であって、これからどんな人物になっていくかです。私たちが努力しようと努める時に必ず導きを与えてくださいます。
2015年に発表された宇宙から撮った地球の写真「新しいブルー・マーブル」が話題となった。その画像は宇宙に実際に行った宇宙飛行士はもちろん、写真を見た人たちの心も震わせた。宇宙飛行士ガーンは地球を宇宙から見ることは霊的な経験であり、人類は皆地球という船の同じ旅人であることを強調した。