家族の歴史を知るため中2の孫がおばあちゃんにインタビュー 中2の体験レポート
亡くなった先祖を調べるだけじゃない。大好きなおばあちゃんとの会話で広がった家族の歴史。
わたしが発癌したのはまだ双子の娘が3歳だった頃でした。娘たちと散歩ができなくなったり、学校の話が聞けなくなったり、ボーイフレンドを睨みつける機会がないと思うと、どっと実感が湧いてきて、同時に彼女たちのために家族のストーリーを残さなくてはいけないと思いました。
先祖を調べる時、色々な感情が湧きます。まだ幼かったわたしを気遣って愛を示してくれた祖父母。また、子供を亡くし、辛く、悲しい気持ちの先祖。それを支える家族。先祖を調べる事はただの紙に書いてある名前探しではなく、様々な経験を通し今のわたしへとたどり着いた大きな大きな地図とストーリーを読んでいるよう。
わたしは祖父母と会ったこともないし、その人となりについて全く知りませんでした。モルモン教に改宗し、家族の大切さを学んだことから、自分の家族歴史探求がはじまりました。まずは戸籍抄本からの情報を頼りに、本籍地に車のGPSを使い、たどり着きました。
日系の血が混ざっているハワイの友人が日本語も話せないのに日本で先祖の歴史を一生懸命調べる様子を見て、感銘を受けた。それと同時に疑問が。わたしはどれだけ自分の先祖のことを知っているのか?今、世界中でテレビ番組でも取り上げられるぐらい関心が高まっている家族歴史探求。初心者へのアドバイスを紹介!
わたしの父親は記録することに重きを置きます。モルモン教の会員で家族や先祖を大切にする教えの実践の一つだと思いますが、仕事などで忙しい時でも、毎日わたしたち4人の子供のためにそれぞれの日記を書いてくれました。また、子供の記録だけではなく、先祖の記録から奇跡的な繋がりも生まれました。
夢で大きな地図の横に「滋賀」という字。ご先祖様からのメッセージと分かり、滋賀県に先祖の除籍謄本を求め、兄と共に旅を開始。2人は一日目に訪れたお寺で過去帳から名前とお墓を発見し、謄本をとります。それからの出来事は、奇跡の連続でした。系図探求が神の業だからこその奇跡でした。