2000年前、「遺体が消えた」というニュースがありました。それはイエス・キリストの事でした。もしそれがただの噂や作り話だったなら、ここまで世界中で語り継がれ、毎年「イースター」として祝われ続けるでしょうか。

弟子たちにとって、イエス・キリストの死は「完全な絶望」でした。それでも彼らは、人生がひっくり返るほどの希望を語り始めます。

末日聖徒イエス・キリスト教会は、キリストの復活が「一部の特別な人の話」ではなく、すべての人に開かれた希望だと教えています。この記事では、「終わった」と思える瞬間が、ハッピーエンドへ向かう途中かもしれない」という視点を提供します。

空になったキリストの墓
画像:末日聖徒イエス・キリスト教会

「世界一有名な遺体消失事件」から始まった

イエス・キリストは言いがかりのような罪の宣告を受け、十字架に貼り付けられ死刑を受けました。

遺体はキリストを慕っていた人々の手によって、丁寧に墓に入れられました。

当時この地域では、遺体に香料を塗る習慣がありました。キリストの死後3日目の朝、キリストの墓に行った人たちはこのように語ったと記録されています。

中にはいってみると、主イエスのからだが見当たらなかった。

                  ルカによる福音書 第24章3節

そのかたは、ここにはおられない。よみがえられたのだ。

                  ルカによる福音書 第24章6節

この聖句から、キリストの墓から遺体はなくなっていて、復活したということが分かります。

もしこれがただの「作り話」だったなら、なぜこの出来事が2000年たった今でも世界中で祝われ続けているのか、そこがまず不思議です。

十字架に掛けられたイエス・キリストと悲しんでいる彼を慕っていた人々
画像:末日聖徒イエス・キリスト教会

弟子たちの絶望が希望に変わった時

慕っていた師を失い、弟子たちが感じていた絶望は簡単には想像できないでしょう。

十二弟子ではありませんが、キリストを慕っていた1人であったマグダラのマリアという女性は、キリストの墓に香料を塗りに行った1人でした。

墓の中にキリストの遺体がないことを知り、墓の前で動けなくなり、悲しみに暮れていました。しかし、そんなマリアの前に復活したキリストが姿を現したのです。

このエピソードは、「死による終わり」が「復活による始まり」となったことを教えてくれます。これこそが、イースターが伝える大切で一番大きなメッセージです。

イースターの本当の意味によってレジリエンスを高め詰んだ状況を乗り越えた男性

復活は「究極のレジリエンス」ー終わりに見える瞬間は、終わりじゃない

わたしはよみがえりであり、命である 
             ヨハネによる福音書 第11章25節

これはキリストの言葉です。

キリストの復活によって、わたしたちも復活することができるようになりました。

生きているなら誰もが通る「死」という出来事は、不安や恐れを与え、また残された人は絶望と悲しみ、喪失感などに襲われます。

しかし、キリストの復活への信仰を持つことで、そのような苦しい時間から少しでも早く抜け出し、また自分の生活を進めることができます。

「イエス・キリストを信じる信仰を持つとは、主の贖いの犠牲のおかげで、主がすべての不公平を正し、失われたすべてのものを回復し、心も含めて、壊れたすべてのものを修復してくださると信じることです。主はすべてを正し、どんなにささいなこともおろそかにはされません。

        リン・G・ロビンズ『主に力を見出す:レジリエンスを高める』

聖書はこう言い切ります。

アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように、キリストにあってすべての人が生かされるのである。              コリント人への第一の手紙 第15章22節

末日聖徒が大事にしている教え:復活はすべての人の希望

末日聖徒イエス・キリスト教会は、復活を「一部の聖い人だけの話」ではなく、すべての人に及ぶ希望として教えています。モルモン書には、復活についてこうあります。

キリストの死は将来この肉体の死の縄目を解き、すべての人がこの肉体の死からよみがえる。                                                                 アルマ書 第11章42節

この復活は、老いた人にも若い人にも、束縛された人にも自由な人にも、男にも女にも、悪人にも義人にも、すべての人に与えられる。       アルマ書 第11章44節

つまり、キリストの復活は、あなたを含むすべての人たちの復活につながるという教えです。

そして末日聖徒は、キリストがわたしたち1人1人の「痛み」まで背負ったことも強調します。

神の御子は、あらゆる苦痛と苦難と試練を受けられる。 
                            アルマ書 第7章11節

御自分の民を…どのように救うかを…知ることができるように。 
                            アルマ書 第7章12節

キリストが十字架に掛けられて亡くなったのは、不運な言いがかりではなく、実はわたしたちが生涯で受ける心身の苦しみを理解するためです。

つまり、キリストはただの歴史上の偉人ではく、クリスチャンのための神様でもありません。キリストは苦しみを理解し、助け方を知っている全ての人の救い主なのです。

教会の基本的な信条が書かれてある信仰箇条にも、こうあります。

わたしたちは、キリストの贖罪により、全人類は福音の律法と儀式に従うことによって救われ得ると信じる。

                                  信仰箇条第3条

イースターの本当の意味を学びそれを実践して、詰んだ状況を乗り越えるために感謝を書き出す

今日できるあなたのイースター

もし今、人生がしんどかったり「詰んだ…」と感じているなら、今日からできる小さな一歩があります。

  • 1分だけ静かにして、「終わりじゃない可能性」を考える
  • 短くてもいいので祈ってみる(こちらの動画を参考にしてください
  • 誰かに優しくする(希望を行動にする)
  • 小さくても良かったこと、嬉しかったこと、感謝できることをリストにしてみる

イースターの飾りはとても可愛いですが、ぜひそんな可愛い飾りから希望そのものを思い出してください。あなたの「終わった」と思える瞬間が、実は途中経過で、キリストの復活と贖いがあなたに希望を与えてくれます。

イースターについてもっと学んで、レジリエンスを高めませんか?ぜひコメントで教えてください。

キリストの復活から詰んだ人生を変えたいですか?