家族、友人、末日聖徒イエス・キリスト教会の会員らは、今朝、ソルトレーク・シティーにてL・トム・ペリー長老への敬意を表した。
モルモンタバナクル合唱団が「高きに栄えて」を歌った後、ペリー家の子息、リー・T・ペリー氏は医師、看護師、家族、友人そして末日聖徒らに愛と支援に対する感謝を次のように述べた。「ペリー長老が今、上からわたしたち皆を見下ろして、皆ともに集っていることをとても喜んでいると確信しています。」
続けてリー氏はボイド・K・パッカー会長に向けて父親が同僚に対して抱いていた愛を伝えた。リー氏はもしペリー長老があと数日生きていたら、今日は彼がパッカー会長とともに最も年長の使徒として十二使徒定員会で奉仕してから21周年になると説明した。ペリー長老が生涯の毎日を栄光ある日として見ていたことを宣言し、「ペリー長老は今、霊界において熱意をこめて福音を教えています。」と述べて話しを終えた。
夫の告別式が執り行われるテンプルスクウェアのタバナクルに入場するペリー姉妹。
リー氏の話に加え、ラッセル・M・バラード長老とダリン・H・オークス長老は、友人であり、主の使徒の仲間の思い出を語った。
バラード長老はペリー長老が驚くべき前向きさを持っていたことを「わたしは生涯の中で悪い日というのは経験したことがないんですよ。」という言葉をよく話していたことを紹介した。主の使徒仲間が「常に力強い」人だったことにふれて、バラード長老は「ペリー長老はいつもわたしたちはもっと多くのことをでき、もっとよくでき、もっと速く行動できると教えてくれました!」と述べた。
オークス長老は、最近ペリー長老が亡くなる前に見舞ったことに触れ、ペリー長老が教会の青少年に向けた愛について話したことを回想した。「これらの若い人々…わたしは彼らのことを愛しています。彼らは強いです。」オークス長老はちょうど二か月前、ペリー長老が最後の総大会で話した証を引用して話しを終えた。「最後に証を述べます。(90 歳にもなりますから,次のように述べる資格は十分でしょう。)年を重ねるほど,家族が生活の 中心であり,永遠の幸福の鍵であることがよく分かるようになります。…これが永遠の真理であることを,わたしの力の限りの証,そして最も神聖な証として,イエス・キリストの御名により申し上げます,アーメン。」
最終話者であるトーマス・S・モンソン大管長はペリー長老がどんな割り当てにも喜んで応じ、皆それについて完全な確信があったということを述べた。モンソン大管長はペリー長老が真の「言葉にも、行状にも、愛にも、信仰にも、純潔にも、信者の模範」であったと説明した。モンソン大管長はペリー長老が今まで会った中で、最も親切で思いやりのある慈悲深い人であり、長年にわたり彼とともに仕えることができたことを光栄に思うと述べた。
「皆さんの父親、祖父はまだ生きておられるのです。」とモンソン大管長は遺族に向けて述べた。「彼の皆さんすべてへの願いはこれです。『わたしは、子どもたちが真理の道を歩んでいることを聞くこと以上に大きな喜びはありません。』」
ペリー長老は1974年4月11日に十二使徒定員会の会員に聖任された。ペリー長老は、ソルトレーク・シティー墓地に埋葬される。ここはゴードン・B・ヒンクレー大管長や他の中央幹部が埋葬されている場所である。
カイリー・ラブステン
カイリーは末日聖徒の著者で、放送ジャーナリズムの学位をブリガム・ヤング大学で取得しています。シカゴ郊外で育ち、シカゴカブスの大ファンです。物書きと生活の出来事のビデオ作成が好きです。
L・トム・ペリー長老