末日聖徒イエス・キリスト教会の宣教師を見たことがありますか?今回は宣教師の服装についてご紹介します。彼らは戸別訪問や街頭で伝道しています。宣教師を見つける手掛かりは以下の通りです。
・個別訪問や街頭でよく伝道している
・全員左胸に黒い名札を付けている
・ほとんどが20代前半
・男性の宣教師はダークスーツにネクタイ
・女性の宣教師はワンピースやスカートを着用
また、ここ数年で宣教師の服装の指針が改定されたことにより、装いが少し変わりました。これまでも、何度も宣教師の服装の指針は変更されてきました。そのため宣教師としてふさわしくありながらも、流行の服を着ることができるようになりました。それは、イエス・キリストの福音を伝えるプロフェッショナルとして、清潔感を持ち、奉仕する地域の人々への敬意を表し、より身近で親しみやすくあるためです。
長老の服装
男性の宣教師は、長老と呼ばれています。彼らの服装はこのようになります。
・濃い色または薄い色のスーツ
・スラックス(グレー、茶色、黄褐色、カーキ色)
・白いワイシャツ
・ネクタイ(落ち着いた色に限らずカラフルなネクタイも着用可)
(ネクタイピンなども着用可)
・鞄はビジネス用のショルダーバッグ
姉妹宣教師の服装
女性の宣教師は、姉妹宣教師と呼ばれています。数年前まで、姉妹宣教師の服装は時代から少し遅れている感じがありました。それまでは丈の長めなワンピースやスカート、落ち着いた色のブラウスなどを着用していたからです。しかし、服装の指針の改定により以下の衣服を着用することができるようになりました。
・ひざ丈のスカート
・流行のブレザー
・鮮やかな色の服装
お化粧は、ナチュラルで控えめにします。服のサイズは体に合っている必要があります。
姉妹宣教師はスラックスも着用する
健康を守るために、スラックスの着用が認められるようになりました。それは、奉仕する地域によっては、蚊、ダニ、ノミなどによって病気にかかる恐れがあるためです。ウイルス感染から体を守る必要があります。さらに寒さ対策や、自転車を使用しての伝道がしやすくなる、という理由があります。
姉妹宣教師は1年を通じて、自分の判断でスラックスを着用することができます。しかし、スカートやワンピースを着用するケースもあります。それは日曜日の礼拝、神殿参入、伝道指導者集会などの集会、バプテスマ会です。
宣教師はカジュアルな服も持っている
長老と姉妹宣教師はカジュアルな服も持っています。それは準備の日などに着用するためです。アパートの掃除をしたり、運動や健全なレクリエーションを行うときにカジュアルな服はピッタリです。目的に合わせて服装を選び、宣教師の召しに努めています。
すべての宣教師は、イエス・キリストを代表する召しを受けており、その名にふさわしいプロフェッショナルな礼儀作法と身だしなみを保つことを前提としています。服装の指針は、単に見た目をよく見せるだけのものではなく、自分の召しを尊び、真摯に皆さんと付き合うことを表しています。このように服装のスタイルは変わりましたが、街などで宣教師を見かけたら、ぜひ話しかけて宣教師の言葉に耳を傾けてみてください。
公式な宣教師の服装とふるまいの指針は、こちらを参照してください。
カーキのズボン ?
そんなズボン履いた宣教師一度も見たことがないが
カーキ色と言うのは茶色っぽい黄色だよね
軍服に多い色
何かの勘違いではないのか ?
カーキは軍服に用いられる淡い茶系色のことで合っています。公式サイトにスラックスではグレー、茶色、黄褐色、またはカーキ色を履くことができます。と書いてあるので、将来見かけることがあるかもしれないですね。https://missionary.lds.org/clothing/elder/dress/slacks?lang=jpn