末日聖徒イエス・キリスト教会は、大阪神殿の完成予想図を発表しました。

この神殿は大阪府枚方市に建設される予定で、広さ約10エーカー(約40,500㎡)の敷地に、延べ床面積約3,200㎡の2階建てとなる予定です。付属建物も併設されます。

大阪神殿は、2023年10月の総大会でラッセル・M・ネルソン大管長によって発表され、日本では5つ目の神殿となります。現在日本には、東京、福岡、札幌、沖縄に神殿があり、大阪神殿がこれに加わります。

関西の教会員たちが交通費や時間などの犠牲を払って、ほかの地域の神殿に参入している模範に敬意を表します。大阪神殿の建設は関西の教会員だけではなく、その周辺地域の教会員にとっても身近な存在になり、大きな祝福となるでしょう。

東京神殿は約4900㎡、福岡神殿は約5,000㎡、札幌神殿は約3万9700㎡、沖縄神殿は2,200㎡で、大阪神殿の建設予定地の広さが分かります。

日本での末日聖徒イエス・キリスト教会の歴史は、1901年に最初の宣教師が派遣されたことから始まりました。途中戦争で伝道活動が止まったりしましたが、現在の日本にはおよそ12万9千人の会員が、230の集会所で活動しています。

神殿は特別な建物です。通常の集会所や礼拝堂とは違い、主の家として特別に聖別されています。この建物は教会員でもふさわしい人しか入ることができません。家族が永遠に結び固められる儀式や亡くなった人達の代理の儀式など、人の救いに必要な儀式が執り行われています。また、イエス・キリストの教えを改めて確認したり、個人が祈りを捧げたり、霊的な導きや平安を得る場所です。

ネルソン大管長は次のように述べています。
「神殿の儀式と聖約には、永遠の重要性があります。これらの神聖な可能性が皆さん一人一人の生活の中で現実のものとなるよう、さらに多くの神殿を建設していきます。」

参考:https://newsroom.churchofjesuschrist.org/

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