ラリー・D・マクファーレンは数週間、または数ヶ月かかって一つ一つの絵を描きます。

ケート・ナッシュの口述による

 

ラリー・D・マクファーレンは生涯芸術を愛してきました。しかし通信監視と教授の職があったため、真剣に芸術を追求することができませんでした。やっと10年前、絵筆が彼のコミュニケーションの道具となりました。現在70代のラリーは朝4時に起きて油絵を描いています。彼が得意とするのは子供の頃住んだ家など、人々の思い出を描くことです。

 

「わたしの仕事は家族歴史を芸術の形で再現することです。わたしのクライアントは絵にしてもらうためにほとんどの場合写真を持ってきます。たまに写真が手に入らないときは、わたしは親族たちと話していくつかの家族の思い出を組み合わせ、元のイメージにできる限り近づけるようにします。

 

壁にかけて毎日思い出せるような思い出を目で見えるように創り出すことが大好きなのです。絵は感動的で、満足感を得られるものです。写真はすてきですが、しばしばアルバムの中に埋もれてしまいます。

 

人が思い出をどんな物につなげていくのかを見るのは興味深いことです。わたしは古い軽トラックから、果樹園、ペットまで描きました。

わたしは大学でコミュニケーションを専門にする前、芸術で生計をたてる計画を持っていました。わたしはコピーライターの仕事から始め、ニューヨーク、コロラド、アリゾナで企業通信の仕事に就きました。

 

ブリガム・ヤング大学のコミュニケーション学部が業界経験のある教授を招聘したかったとき、声がかかったのです。数年間プロボで教えた後、ニュースキンに勤め、企業広報の次長になりました。しばらくそこで勤めた後、また教えることに戻りました。その後わたしは芸術に対する感謝を行動に表すことにしたのです。

 

わたしは地元の風景画家キンバル・ウォーレンの絵を見ました。彼の絵が好きでしたが、わたしの住むメイプルトンからそれほど離れていないところに彼が住んでいることが分かりました。わたしは彼に学び、友人や家族のために絵を描くようになりました。人は何か好きなことがあると、忘れられないものです。わたしはいつも絵を描くことを愛しており、今それに集中するようになりました。

 

わたしはプロボのゲイリー・キャップやヴァロイ・イートン、ミッドウェーのロバート・ダンカンなどの地元の画家の作品はすばらしいと思います。彼らの作品はわたしの家から見ることができます。

 

妻のナンシーとわたしはユタ州立大学で出会い、結婚して51年になります。4人の息子がいて、そのうちの3人は近くに住んでいます。わたしは静かなオレムが気に入っています。家族の近くで、毎朝大好きな絵を描きます。