古典のギリシャ語やラテン語は死んだものと同様ですよね。誰もそれらの言語を話してはいません。それは真実かもしれませんが,学問の世界ではそうではありません。これらの言語の研究はまだ存在し,活発なのです。ブリガム・ヤング大学(末日聖徒イエス・キリスト教会所有の大学)の人文科学の学生たちは真剣に古典の言語を学んでいて,国際的な競争で良い成績を出しています。

 

BYUの学生は競争でいい成績

全国大学ギリシャ語試験で,BYUの学生6人がトップ20に入りました。BYUはいつも優れた学生を送っていて,今年はそのレベルをさらに上げました。この試験は40題を50分で解くというものです。質問はギリシャ語の文法や翻訳についてです。2人のBYUの学生が2位で同席でした。ほかの4人の学生もトップ20に入りました。

 

なぜBYUの学生は古典語を大事にしているのか

2位で同席だったデヴィッド・デルバーは,過去との関連があるという理由で古典を楽しんでいると言いました。彼は次のように言っています。「とりわけギリシャ語のように複雑で英語と違っている言語を学ぶのは世界観を拡げてくれます。」ギリシャ語の中には特別な意味があって,現在の言語には適当な訳語が見当たらないものもあります。これらの言語を研究することによって,学生は知性を発展させ,既成の考えを打ち破って考えさせられます。

BYUのラテン語の先生であるロジャー・マクファーレイン教授は,「ラテン語の文は数学の問題みたいです。」このように考えて,問題解決は学生たちには非常に有益で,彼らが自分の通常の考え方の外に出て,独創的で,実質のある、しかも正確な訳を原文に対して考え出さなければなりません。

 

モルモンは教育を奨励する

イエス・キリスト教会はいつでも男女ともできるだけたくさんの教育を受けるように励まします。「若人の強さのために」というパンフレットの標準として,そこには十代の人たちに次のように書かれています。「教育は父なる神の計画の中で,あなたを助けてより天父のようになるために教育が重要な役割を占めています。。。。。今のうちから教育を受けられるように計画をしてください。勤勉に働こうとして,必要なら犠牲を払うようにしましょう。」

BYUで学べる教育は学生が色々な分野のことを学ぶことを追求し,その学習したことを通して洗練されたすべてのスキルを創造的に使って考えるように励まします。イエス・キリスト教会はその会員にスキルを伸ばしたり学習したりすることにより,社会や家族に貢献するように励ましています。

 

この記事は、シャーロット・ウイルソンによって書かれました。