モルモンがもっとも感謝している５つのこと

アメリカにおけるモルモンは感謝祭が好きです。（そして世界中の他の地域に住むモルモンもそれぞれの感謝に関連した国民の休日をお祝いします。）感謝祭の時にモルモンは友だちや家族と一緒になり、パイやローストした七面鳥を作り、ジュースを飲みます。この時は彼らが国家と一体になり、自分たちに与えられたすべてのことに感謝します。モルモンは通常の幸運についても感謝しますが、末日聖徒イエス・キリスト教会（しばしばモルモン教会と呼ばれる）を通してだけ得られる特別な祝福についても感謝します。

1. 永遠の家族

末日聖徒イエス・キリスト教会のもっとも中心的な教義の一つは家族の関係が永遠に続けられるということです。この家族についての可能性がモルモンと彼らが行い教えることの多くを説明します。家族は神殿の中で執り行われる特別な儀式を通して永遠の家族になることが出来ます。神殿は特別な礼拝を行うための宮居で、ふさわしい会員のためにだけ開かれています。このような配慮は神殿の儀式が秘密であるというよりは、それが神聖なものであるためです。神殿の中で、モルモンの夫婦は永遠に結び固められます。その意味するところは彼らの結婚や家族は肉体の死を越えて結び固められるということです。このことは神の子供たちにとって大いなる祝福です。

2. 生ける預言者

 

末日聖徒イエス・キリスト教会の特別な点の一つは、生ける預言者や十二使徒が居るということです。教会はイエスが地上におられた時に確立されたパターンにそって運営されます。現代における啓示により、世界は神の代弁者としてわたしたちを導き警告を与える預言者を授かっています。今日（2018年）の預言者はラッセル・M・ネルソンです。彼はモルモンだけのための預言者でなく、世界中の人々のために召されています。神はわたしたちを愛し、わたしたちの幸福を願っておられるので、預言者や十二使徒を授けて下さいます。

3. 開拓者

イエス・キリスト教会がジョセフ・スミスによって最初に回復された時、初期のモルモン（しばしば聖徒と呼ばれる）は、その信仰のゆえに厳しい迫害や暴力を堪えました。聖徒は数回にわたって荷物をまとめ引っ越しすることを強いられました。その中でもっとも良く知られているのは、幌馬車や手押し車のいくつかのグループを含む大草原を横切って西部に向かう大移動でした。開拓者はイエス・キリスト教会のためにあらゆる持ち物を犠牲にしました。そして、彼らの働きなくしては、モルモンは今日の状態を享受することが出来なかったでしょう。モルモンは開拓者に対する感謝を、1年を通じて行います。とりわけ7月には、ユタに聖徒が到着した記念日があるのでお祝いします。今日のモルモンは1800年代の開拓者が避難するところを見いだし、定住することが出来、自分たちの信条に従って生きることが出来たことを非常に感謝しています。

4. 宣教師

世界中のモルモンは宣教師に感謝しています。多くのモルモンの家族は若い男女を送り、また、年配の夫婦を送り、これらの人は専任宣教師として奉仕します。これらの宣教師たちは、伝道活動をし、福音の良き知らせを他の人々に伝えます。宣教師はイエス・キリスト教会の教義を教え、バプテスマを受けたばかりの会員にたいして、彼らが教会の教えに調和した生活が出来るようにその移行期を助けます。2013年の時点で、モルモン宣教師の総数は8万人を超えました。モルモンも教会員でない人たちもモルモンの宣教師に感謝しています。

5. キリストの恵み

モルモンのキリストの犠牲について感謝する気持ちは他のキリスト教信者と共通しています。イエス・キリストはこの世に来て、わたしたちの苦しみや罪のために贖いをして下さいました。それ以上に感謝すべきことは存在しません。救い主のゆえに、わたしたちには家族や天の父と永遠に住める可能性が開かれています。贖い主の恵はあらゆることを包括するものであって、この季節に感謝するべきすばらしいことすべてを含んでいます。平安やわたしたちを罪から贖って下さったことなどは、感謝すべきことのリストの最初に来るはずです。

この記事はcharlotteによって書かれました。 彼女はブリガム・ヤング大学を２０１０年の４月に卒業し、学士号では英語を専攻し、編集を得意分野にしています。大学教育の間に、インターンとしてニール・A・マックスウェル宗教奨学制度、BYU出版、雑誌ニューエラで働きました。現在、オレゴンのポートランドに住み、夫と息子がいます。専業主婦であり、個人のブログ(smallandtrivial.blogspot.com)を通じて著作活動を続けています。