メリッサは末日聖徒イエス・キリスト教会の会員(「モルモン」の女性)です。

扶助協会はモルモンの女性のための組織

mormon-women-religion-300x2401842年に組織され、6百万人以上の会員がいるモルモンの扶助協会は世界中で最も古く最も大きな女性のための組織です。(キンボール、P.2011イグザミナー)構成メンバーは末日聖徒の18才以上の女性です。これは末日聖徒イエス・キリスト教会(メディアからは「モルモン教会」というニックネームで呼ばれる)の中の組織で、女性であり母親であるという神聖な役割を通して信仰、博愛、善意の働き、女性の向上のために貢献するものです。

預言者であり初期の教会の指導者であったジョセフ・スミスが扶助協会を組織したとき、(モルモンの世界中にあるこの組織は神によって考案されたもので、貧しい人々の必要を満たし女性を霊的に啓発するためのものです)ジョセフは、その目的が「貧しい者、困窮者、未亡人、孤児などの救援とその他あらゆる慈善的な目的の達成のために取り計らうことです。」と述べました。この大いなる目的は扶助協会の姉妹たちの努力にかかっています。そして一人一人が周りで救助を必要としている人たちに援助をする毎日の小さな行いによって実施されます。

末日聖徒の女性たちの福祉は訪問教師という二人の姉妹がペアーを組んで働くことにゆだねられます。私が訪問を受けた経験を述べたいと思います。

私は非常に難しい事態にあったときその訪問教師の一人からものすごく大きな祝福を受けました。私は妊娠していました。夫との関係は不健全で、収入はゼロでした。お医者さんとのアポイントメントには車に乗せてくださり、ビショップの倉庫(そこで食べ物や必需品を受け取る)にも連れて行ってくれました。私が子供の安全のために離婚を決意する際にも力になってくれました。今私は扶助協会の姉妹たちに絶えず力付けられていますが、私自身も訪問教師としての役割を全力を尽くして果たしています。そうすることで今度はつらい経験の中で助けを必要としているほかの姉妹の支えになることができるでしょう。

扶助協会は日曜日の集会をはるかに越えた活動を行います。そこで会員は多くの福音の大切な原則や教会の歴史やその組織について学びます。もしモルモンの姉妹の使命が扶助協会の部屋で終始しているのならば、その目的としていることは決して果たすことができないでしょう。

すべての女性は才能を磨き、互いに学びあい、妻として、母親として、姉妹として、娘としての力を身につけます。それぞれにはユニークな背景がありますから、教えを応用する方法は個々別々です。だれもがほかの人たちの生活に貢献できる何かを持っています。扶助協会の姉妹は病気で入院していたり自宅療養している人たちを訪れ、必要としている人たちに食事を届け、小さな親切や奉仕の行為を示します。たとえば家事の手伝い、買い物、子供の世話などです。そしていつも勤勉、博愛、思いやりによって自分を向上させようと努めます。

私はこのすばらしい組織の一員であることに誇りを感じています。私が唯一願っているのは私の働きによりほかの人たちの生活に何かプラスになってくれ、その結果それらの人が私を通して救い主を知るようになり、すべてのことの中に主の御手があることに気づいてくれるようになることです。扶助協会の姉妹たちの手によってキリストの業はこの地に続けられます。そして末日聖徒・イエスキリスト教会の会員(モルモン)は自分自身を高め、時間と才能を奉仕のために使うことによって世界をよりよいものにするために努力しています。