皆さんにとって日本での伝道活動はどのように目に映っていますか。伝道の業が力強く前進していると感じていますか。宣教師の年齢が変わったことに伴い、宣教師の数は増えました。わたしたちは宣教師とともに伝道の業に就けているでしょうか。

1998年、アイリング長老(当時)は日本の宣教師訓練センターにおいて、このように説教をされました。

「わたしには、主が日本において、教会を劇的な方法でお建てになり、発展へと導かれるという証があります。日本には長い年月の間、同じような状態にとどまっているかのように見えました。しかし実際には、主は基をお据えになったのです。そして、その基から奇跡は起こるのです。その奇跡は、日本の教会員の心に大きな変化が生じると言う形で起こります。それは今始まったばかりなので目に見えないかもしれません。しかし、日本の教会員が職場の同僚や近所の人たちに教会について話すことを特権だと考える日がやって来ます。皆さんの子供たちはあなたが今見ている日本とは違う日本で生きることになります。なぜなら教会が驚くべき発展を遂げ始めるからです。教会は傑出した存在となり、人々は教会について知りたいと思うようになります。彼らは興味を持ち、やって来ます。皆さんの子供たちはイエス・キリストについて証することを恥ずかしく感じることのない学校や地域社会で育ちます。彼らは自分たちが末日聖徒であることを、一緒に学校に行く友達や、また先生にさえ喜んで伝えるでしょう。彼らは恐れません。すべての人が教会に入るわけではありませんが、多くの人々が教会員になるでしょう。あなたたちはその始まりを見ているにすぎません。その奇跡の幾分かを、ここにいる素晴らしい宣教師に続く次の世代の人々は見ることになります。しかしそれは今始まります。それはこれまでの日本における教会のイメージを、主が変えてくださることによって果たされます。日本の教会員が教会に属していることを、また宣教師から福音を学ぶように人々に勧めることを喜びとする日が来ます。しかし、主が、教会外の人々の心を変え、教会に対して尊敬の念を抱くようにされたとしても、それによって宣教師に友達を紹介したいと思わなければ、また周りの人々が主の教えに耳を傾けるよう、福音が真実であることを行いで示さなければ、主の業は減速してしまいます。

そして、アイリング長老は2003年4月の総大会においてこのように述べられました。

「数年前,目本の宣教師訓練センターで宣教師に話をしました。そのときわたしは,日本に大いなる日が訪れることを約束しました。回復された福音の証を,出会う人々に熱心に語って聞かせる会員が著しく増えると語ったのです。そのときは,日本で教会に対する称賛が高まることで、福音を伝える勇気が得られるようになるにだろうと思いました。今、その偉大な奇跡,大きな変化が,会員の周りにではなく,会員の心の中に起きることを確信しています。」

主の業はわたしたち教会員の信仰なしに前進しません。そしてわたしたちが行動することでその信仰を示すことができます。では、少しでもこれを前に進めるためにわたしたちは今、どのようなことから始めることができるでしょうか。以前掲載したように、ソーシャルメディアを使ってわたしたちの信仰を分かち合うことは容易であり、多くの友達にあなたが教会員であることを伝えるチャンスです。毎日分かち合う必要はないかもしれません。しかし、教会の教えについて、行事について、自分や他の人のブログやそのほかインターネット上にあるものについて、自分の感想とともに分かち合うことは皆さんが容易にでき、みなさんのお友達にそんなに不快感を与えることはないでしょう。

伝道に役立つインターネットサイトやフェイスブックグループ

まず、インターネット上で情報源となるサイトを全てではありませんが、紹介したいと思います。

末日聖徒イエス・キリスト教会公式サイト

モルモン・ドット・オルグ(公式)

モルモンチャンネル(公式)

フェイスブックにはこれらのグループがあります。

末日聖徒イエス・キリスト教会(公式)

LDS ソーシャルメディアで #福音を分かち合う

福音を分かち合う方法

では、みなさんはどうやって福音を分かち合うことができるでしょうか。いろいろな方法があります。簡単な方法もあれば、少し手間がかかる方法もあるかもしれません。そのうちのいくつかを紹介したいと思います。

1.オンラインで読んだものをシェアする

これはとても簡単な方法です。教会の公式サイトにも、また他のサイトにもたくさんの知識が詰め込まれています。わたしは個人的に「LDS ソーシャルメディアで #福音を分かち合うをフェイスブック」を立ち上げ、色々な記事やビデオを分かち合い、みなさんにその存在を知ってもらい、みなさんがいいなと思うものをシェアできるようにしました。

一日10分から15分をオンライン使用のためにとるのが難しい場合は、一週間に10分から15分とって記事を読み、みなさんのフェイスブックでこれらの記事を分かち合い、皆さんの個人の感想とともに掲載してみてはどうでしょうか。少し恐れを感じることがあるかもしれません。でも、それを乗り越えてこそ伝道活動を助ける第一歩となるのです。

2.教会の活動についてシェアする

もし教会で活動があり、一般の人にも紹介したいものがあれば紹介してください。夏祭り、ハロウィーンパーティー、クリスマス会など等、行事は山ほどありますよね。そして、行事が終わった後にいくつかの写真とともにその行事について再び掲載してみてはどうでしょうか。

3.ブログをつくり、掲載する

皆さんは個人のブログがありますか。わたしは以前に自分のブログを立ち上げました。そこには料理のレシピ、一日の行動、普段の生活において学んだレッスンなどさまざまなことを書いています。最近アップデートしていませんが、引っ越してから、再開する予定です。そこですべてがすべて教会について紹介しなくてもいいと思います。みなさんが普通の一般人なんだなぁと思ってもらえ、時に信仰が垣間見えればいいのではないでしょうか。ブログに掲載した後、フェイスブックなどを使ってそれを分かち合うと更に効果的ですよね。

皆さんの中で子供が伝道に出ている最中という人もいらっしゃるでしょう。あなたの宣教師は毎週メールで状況を報告し、写真を送っていますか。もしそうであれば、そのメールや写真を掲載するブログを作り、教会員、あなたやあなたの宣教師の友達に分かち合ってはいかがでしょうか。アメリカでは多くの人がそのようにしてます。

4.特別なイベントのときにソーシャルメディアを使う

わたしたち教会員の中で特別なイベントがあります。総大会、クリスマス、開拓者記念日、復活祭など、クリスチャンではない人には縁がないものが沢山あります。それらのことについて、フェイスブックやツイッターなどで分かち合ってください。それらの行事の本当の意味を知ってもらえるチャンスを作ることができます。

べドナー長老が言われたように、ソーシャルメディアはわたしたちにとって大いなる賜物です。わたしたちはそれを活かし、主の業を少しでも前進させ、福音を分かち合うことが恥ずかしくない社会を築くために、少しずつ行動に移していかなければなりません。小さなことから、つまりフェイスブックなどでちょっとしたことをシェアすることからはじめてみてください。アイリング管長の預言が成就する日に一日近づくことを約束します。

 

この記事は福井敏敬によって書かれました。