十二使徒定員会のニール・L・アンダーセン長老がイエス・キリストについて話すことがあると、プロボ宣教師訓練センター(ユタ州プロボ)にて宣教師のためのディボーショナルをした。帰還宣教師であり、元伝道部会長のアンダーセン長老は宣教師に特別な愛着を寄せている。長老は宣教師たちの奉仕への愛と感謝を述べた。「主の神性についての皆さんの信仰、自らを忘れて前進し、進んで証をする意欲に感謝します」と長老は述べた。話の中でアンダーセン長老は、宣教師の召しの間、そして帰還した後も祝福となる3つの鍵となる概念について焦点を当てた。

 

1.  宣教師として奉仕したことからもたらされる祝福は、時間がたってからしか分からない

フィールドで奉仕している間に伝道の完全な「成功」を測ることは不可能である。長老や姉妹の成し遂げたことは後になって時間がたってから、よりはっきりとした全体像がわかる。アンダーセン長老は45年前に専任宣教師として奉仕したことについて触れた。それに続く年月を通して自分の伝道の成果をよりよく見ることができた。長老は「自分に忍耐してください」と勧告した。人生のこの「胸躍る章」を楽しんでください。」「時がたって、この伝道の経験を思い起こす時、その経験ができたことを神に感謝するでしょう」と付け加えた。

アンダーセン長老は、かつての地域七十人のクリテンデンを招き、伝道時代から生涯にわたって益となった鍵となる経験を紹介した。ドイツに到着すると、若いクリテンデン長老は同僚のデビッド・A・ベドナー長老という宣教師に迎えられた。ベドナー長老は現在十二使徒として奉仕している。この交流は35年後に彼らが祝福した人への奇跡的な助けへと至ったのである。神は彼らの人生の様々な場面におられた、とアンダーセン長老は述べた。

 

2.  霊的なものを探し求めている十代半ばから二十代半ばまでの人々を探す

宣教師が召される場所にはどこでも同年代の真理を探し求める若い人々がいる。「そのような人々を見つけ、教えることができます。」

アンダーセン長老は近年教会に入った何人かの若い人たちの短いビデオを見せた。そのうちの何人かは宣教師として奉仕していた。伝道を終えて帰還してユタ州で学生となっている人もいた。それぞれ自分と同年代の若い男女の宣教師から祝福を受けていた。

十代やヤングアダルトはテクノロジーでつながっています、と長老は述べた。キリストを中心としたビデオや伝道部に住む同年代の若い人々を取り上げた教会の他のメディアやフェイスブックのようなソーシャルメディアは、福音を分かち合うときに宣教師にとって効果的な方法になり得る。

 

3.  救い主について証する時、救い主は御父の前で私たちを認めてくださる

アンダーセン長老はキリストとその神聖な使命に対する信仰が弱い、特にいわゆるミレニアル世代を取り上げた研究について言及した。キリストについて教え、証を述べるのは宣教師の最も大切な義務である。

「何を言って良いかわからない時は、救い主について話してください」と長老は勧告した。

「毎日キリストについて何かを学んでください。救い主の生涯から、そしてモルモン書から救い主とその使命について教える聖句を見つけ、覚えるようにしてください。主が私たちに教えられたことを話してください。救い主がどのようにして罪や罪悪感を取り除かれるかについて話してください。主が生きておられることを証してください」とアンダーセン長老は述べた。「救い主についてはまだまだ話すことがあります。」

主はご自分のことを証するすべての人々にとって擁護者になると約束された。

「これが救い主ご自身からのほうびなのです。人々の前で主について告白するならば、主は御父の前であなたについて告白してくださるでしょう。」

 

この記事はJason Swensenによって書かれ、deseretnews.com投稿されました。