本格的な食糧貯蔵は、何でも起き得る今日の世の中にあって、思慮深く備えができた家庭の印です。食糧貯蔵は、未知に対する恐れを沈め、災害に対して準備ができていると感じさせる方法です。モルモン教会とも呼ばれる末日聖徒イエス・キリスト教会の会員は、何十年にも渡って、(医薬品を含み、少なくとも家族一人につき3か月分の)食糧の供給を維持できるようにするよう、指導者により推奨されてきました。食糧供給で確保すべき種類の一つは、考えたことがない物かもしれません。それは砂糖などの甘いものです。
砂糖は、食糧貯蔵の一部であるべき
砂糖の素晴らしいところの一つは、多くの形状でほぼ保存可能期間が限られていない(限られている物もとても長い保存可能期間がある)ということです。ですから砂糖を貯蔵するということは、穀類のような注意を必要としません。なぜなら砂糖は、悪くならないようにと回転させる必要がないからです。
「砂糖はあまり健康的ではないのに、なぜ食糧貯蔵に含むべきなの?」と、疑問に思う人もいるかもしれません。その答えは、簡潔です。「砂糖は『健康』とは認められていませんし、ダメという意見もありますが、食品をおいしくします。食糧貯蔵に頼らなければならない状況で、確実に実際食べる食料品を貯蔵しておく必要があります。
ですから、砂糖はサヤインゲンの缶詰ほど健康的ではありませんが、何にでも利用できて長期保存が可能なので、食糧貯蔵に加えるのに極めて重要です。
どんな種類の糖類を貯蔵すべきか
食糧貯蔵の一部に加えられる多種の糖類を見つけることが出来ます。白砂糖と三温糖のほかに、以下の糖類も組み込むことが出来ます。
- 粉砂糖
- はちみつ
- メープル・シロップ
- ジャム類
- アガベ(リュウゼツラン)
これらのうち、はちみつやジャム類は通常の食品棚で回転させるべきです。はちみつは時がたつにつれ、色が暗く、風味が強くなりますが、ジャム類は何年も持ちます。もし古いジャム類があったら、シリアルやソースに加えて、新しい物を食糧貯蔵に加えましょう。三温糖は腐りませんが、時が経つにつれて固くなるということを覚えていて下さい。三温糖は食品棚で回転させるか、使うときにパンの欠片を入れて柔らかくすることもできます。
どのくらいの量を貯蔵すべきか
どのくらいの量の砂糖を貯蔵するかを決めるのは、缶詰の量を決めるよりも少し複雑です。買った砂糖に日付を書き、使い切るのにどれくらいかかったか書き留めておきます。そしてそれを、砂糖類の貯蔵量を決める基本として使います。何をよく使い切り、何を買いすぎる傾向があるか注意を払ってください。5種類の糖類が一年分あり、野菜が全くないという状態にならないように、食糧供給のバランスが取れていることを確認してください。
食糧貯蔵で砂糖を有益に使う他の方法
食糧供給の砂糖をもっといろいろと使うために、パン・ミックスの貯蔵を早急に計画しましょう。インスピレーションのためにウェブサイトPinterestで案を探すこともできます。前もって必要なものが混ざっているパン・ミックスは、非常時のパン作りを容易にするでしょう。(もしできる状況であれば、ですが。)食糧貯蔵に頼らなければならない状況で、おいしいものが必ず作れるミックスがあったら、うれしく思うでしょう。(なぜなら、非常時には、温かくねっとりした物がより感謝されるでしょうから!)ミックスが悪くならないよう、賞味期限を気に掛けることを忘れずに。
出来れば、新鮮な食糧を瓶詰めにしましょう。非常時には、オーガニックで地元で育てられた野菜を手に入れることはできないでしょう。ですからできる時に、食糧供給を増やすために果物や野菜を瓶詰めにする時間を取りましょう。瓶詰めを作るときに保存料として大抵糖類が使われます。このように、砂糖は食糧貯蔵をするうえで特に助けとなります。
食糧貯蔵をすることは、家庭にとって欠くことのできない務めです。もしその時が来たら、家族が食べようと思える健康的でバランスの取れた食品を備えることを確実にし、そして砂糖を貯蔵の一部としましょう。それは、食糧貯蔵を口に合う楽しいものにする実用的でおいしい方法です。
教会が勧めている食料貯蔵のパンフレットはこちらからご覧になれます。
この記事はシャルロッテにより書かれました。
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