「アメリカ語学留学ならココがおススメ!!ブリガム・ヤング大学附属英語学校-ELC」では、学校に掛かる費用や空港からのアクセス、生活の様子について紹介しました。今回は実際にELCに通っている生徒数名からELCやユタ州の魅力を聞いたインタビューをご紹介します。
留学のきっかけ
ゆう:もともとフィリピンに行く予定でしたが、知り合いのお姉ちゃんがELCの資料を集めてくれて、金額が同じくらいならアメリカに行こうと決めました。でも結局保険や敷金などを払ってたら後から高くなったと感じました。
ヒロミ:もともと洋画が好きで、アメリカに憧れていました。とにかく英語を話せるようになりたかったです。
YoutuberであるBilingirl Chikaの動画や彼女のフォロワー(ちか友)の留学動画を観て自分も留学してみたいと思いました。
まりこ:子供の頃からECCジュニアに通っていたので、英語は元々好きでした。伝道中に教会員からELCのことを聞きました。伝道後に保育士として仕事をしていたけど、やっぱり留学したいって思いました。正直な話、気になる人にも会いに行きたかったです。
クロエ:小さい頃から勉強嫌いで大学には行きたくなかったんです。でも本場で英語を学ぶのは楽しめそうだと思えました。わたしはおじいちゃんがアメリカ人なのでクォーターです。それで中学、高校と外見のことで周りからうらやましがられたり、日本で住みにくさを感じていました。留学して自分の視野も広げたいと感じました。
わたしの兄弟がみんなBYUに行ってたのと、「環境を変えてみたら」と両親に勧められてELCに来ることを決めました。アメリカでは個性を認めてもらえるし、ここではクォーターも普通だと感じます。
留学して嬉しかったこと
クロエ:ありのままでいられるし、受け入れてもらえることです。生きてるなって思える。日本には日本の良さがあるけど、アメリカは自分を尊重してくれるなって思えました。ここでは日本ほど厳しすぎない分、自分が誰で何をしたいかがはっきり見えてくるのが嬉しかった。
まりこ:伝道中の友達に会えて嬉しかったです。今までは人の話でしか聞いたことがなかった友達の家族に会えました。いつでも誰でも来ていいよ、って歓迎してもらえることが嬉しかった。自分についても良く知ることができたし、自分の個性に気が付くことができました。
アメリカに来て受けたカルチャーショック
クロエ:貧乏ゆすりをする人が結構いたり、場所とか関係なくげっぷを思いっきりする人がいることにびっくりしました。
まりこ:デートの文化。人の目の前でボーイフレンドがイチャイチャしてくるのが慣れなかったです。ストレスでした。笑。
夏時間は日が暮れるのが夜9時ごろで明るくて、乾燥している気候なのでのどがすごく乾くこともカルチャーショックですね。
留学する人へのアドバイス
留学中の学生さんたちが留学において大切だと感じていることは、コネクション(人脈作り)がとても重要だということでした。
ヒロミ:宣教師がユタの知り合いを紹介してくれました。ユタ州に到着した時には、宣教師が紹介してくれた人が空港まで迎えに来てくれました。
りょう:空港からフロントランナーという電車で$6でプロボまで来ました。
着いたのが夜中だったので、自分のフェイスブックページで「誰か泊めてくれますか?」と聞いたら泊めてくれる人がいました。また、空港からフロントランナーに乗って、どのバスに乗り、どこで降りればBYUキャンパスに行けるのか、バスは車内全体に設置されている紐を引っ張らないと降りれないということも、教えてもらいました。
住む場所が決まっていると思っていても、着いてから「住めない」って言われる人が多いみたいです。解決方法は、とにかく初めての地で生活する為に必要な情報集めをすることと、ステイ先のアパートや家の情報を集める事が必要だと思います。
ユタ州にはあちらこちらに教会があるので、近くの教会に行ってネイティブスピーカーの友達を作りました。学校が始まるまでその友達と時間を過ごして、最初から充実した時間を過ごせました。
銀行の口座、携帯の契約などをする場合は、難しい英語ばかりなので知り合いの通訳者を連れていくと良いと思います。ユタに知り合いがいなくても大丈夫です。Facebookのユタ州日本人会などでお手伝いを頼むことができます。まれにクレジットカードが使えないお店があるので、デビットカードもあると便利です。
教科書は新品じゃないといけないとなっているけど、値段が高いのでオンラインなどで中古の物を買ったり、すでにその授業を終わった人から買ったりもらったりしている人も多いです。
車がないと買い物が大変ですが、BYUの学生(ELCも含む)だと学生証を提示すれば公共交通機関は無料で使用できます。
BYUのサークル活動は正規のBYU大学生しか体験できません。ELCの生徒はBYUの学生ではないので、ELCの授業は大学の単位にはなりません。
学生のアパートでは時々物がなくなったりすることがあるので、貴重品などは気を付けた方が良いです。
まりこ:何事も自分一人でやらなきゃと思わずに、いろんな人を頼ってほしいです。みんな悩みとか問題とか経験してこちらのことを分かってると思うから、辛い時は頼っていいと思います。コミュニティーとの絆を大切にして欲しいです。
クロエ:日本にいる間にパソコンのタイピングができるようになっておくといいですよ。日本では紙に書く宿題が多いけど、こちらではほとんとがタイプする必要があります。タイピングができないとライティングのクラスで作業が遅くなって間に合わなくて大変でした。
あと、人との繋がりは大事です。でも、できないことはちゃんと断れるようにしたほうがいいです。ただでさえ外国で勉強するって大変なので、変なプレッシャーでつぶされないよう気を付けてください。日本には察してくれる人もいるけど、こっちでは自分の気持ちをちゃんと伝える必要があります。ルームメイトにもそうです。ルームメイトのお母さんが私のベッドを使ってたり、娘の分のご飯を作ってって言われたりなどして、困ったことがありました。
尊敬している人はどんな人ですか?
りょう:みきさんです。
この人は会う人会う人と知り合いになります。一回人の顔を見たら忘れないらしいので、2回目3回目と遊んでる人達に積極的に話しかけて行ってました。そうやって人脈をつくるのに長けてるところを尊敬します。
まりこ:みんな目標に向かってがんばってるんです!アメリカ生活はなれないことばかりで大変だと思うんですけど、目標をもって取り組んでる人はみんなすごいと思います。
卒業後の進路
ゆう:大学院に行きたいです。英語が苦手なので、数学と物理の教授になりたいです。卒業後は帰国して、沖縄で博士課程研究しながらも働きたいです。
りょう:TOEFLのスコアが取れたら、ワーキングホリデーでドイツ、オーストラリアなどに行ってみたいです。
まりこ: 保育士として働きます。できればインターナショナルスクールの幼稚園の先生になりたいです。
クロエ:伝道に出ます。将来は歌を作曲して、自分と似た境遇の人を励ましたいです。英語でも歌詞が書けるようになりたいと思ってます。音楽は心に寄り添えるし、力があるし、誰かの人生を変えることができるかもしれないです。例えば、アメリカで最初慣れなくて大変だけど、言葉が通じなくても共通の音楽で盛り上がれたりして、心の距離が近くなるといった音楽には特別な力があります。
ELC卒業生の価値観
ヒロミ:ユタに住んでみて、いい意味で全てが適当になりました。おおらかな人が多いので、わたしものんびりになりました。笑
りょう:ほかの人達は積極的に勉強していて、勉強が苦じゃないように感じます。
また、ファッションのことはあまり気にならなくなりました。ラフな格好な人が多いからですかね。流行りではなく、みんな好きな服を着ています。BYUのポリシーとして、露出の多い服などには気をつける必要があります。
まりこ:人の判断基準が変わりました。日本では見た目で人を判断しがちだったけど、こっちに来てから、一人一人の個性を見ようと思えました。話してみないとその人のことは分からないなと思えました。そうやって相手への判断の仕方が変わったのは、アメリカ人が模範を示してくれたからだと思います。
クロエ:小さいことでも感謝できるようになりました。毎日お母さんがごはんを作ってくれたのが当り前じゃないと思えました。実家の家は家族で騒がしいと思ってたけど、それが幸せな空間だったって気が付けました。アメリカ人がすぐ「ありがとう」とか「I love you」っていうのを聞いて、自分もできるようになれました。
自分で自分を認めてあげてって思えるようになりました。周りと自分を比べる必要がないって思えるようになれたことがすごく良かったです。
編集後記
ELCに来ている学生の話を聞くと、最初は慣れない外国生活や初めてのルームメイトとのやりとりなど、大変なこともたくさんあることが分かりました。でもそれを乗り越えて、とっても仲の良い友達を見つけて、すごく充実した生活を送っていることが伝わってきました。
多国籍の人々と出会い、新たな文化に触れ、とても価値ある経験をしていると思います。自分のことを理解したい、環境を変えてみたいという人にもばっちりな選択です。あなたもELCに来て英語だけでなく自分探しもしてみませんか?きっと今よりもさらに輝く自分を見出すことができるでしょう。