神殿は神がわたしたちに与えてくださっている祝福の一つです。神殿に入って儀式を受けることを通して、個人にだけでなく、家族に祝福が与えられます。ここでご紹介するのは、モルモン教に改宗し、神殿から得られる祝福を分かち合ってくれたシンディーのお話です。
わたしと神殿
まだモルモン教の新会員だったときのことを覚えています。(正式には末日聖徒イエス・キリスト教会と呼ばれています)わたしの家族は別の宗派に所属していましたが、モルモン教の宣教師に会ったあと、わたしたちはバプテスマを受けたいと思うようになりました。
新しく知ることは山ほどありました。混乱に繋がるようなことも多くあったような気がします。ただ一つ確かなのは、モルモンでいること、そして主イエス・キリストについて深く学ぶことでわたしは喜びを感じるということです。
他の信仰を学ばなかったわけではありません。やってみました。でも、聖典を勉強し深く考えるにつれて、モルモン教で見られるイエス・キリストの回復された福音の中に、福音の真理を見つけるようになるのです。[モルモン教の信仰についてもっと詳しく知りたい方は、Mormon.orgをクリックして開くページから宣教師と会う予定を作ることができます。]
思い返せば、モルモン教の会員でいることでわたしが受けた最大の祝福の一つは神殿と、神殿がどのようにして家族を強めるかについて学んだことでした。
神殿は古代でも存在していました。そのころはよくタバナクル(日本語は幕屋)と呼ばれていたようです。神殿の目的は、今も昔も礼拝のために世の汚れから離れた聖なる場所を提供することです。
神殿で得られる祝福
イザヤ書2章1節ー3節は神殿とその目的について話しています。教義と聖約109章にはオハイオ州カートランドに建てられた神殿の奉献の祈りが載っています。
人々が神殿に入るために準備をするとき、彼らはすばらしい祝福を受けます。すべてにおいて神を求める人にとって、神殿での礼拝は強さの中心となります。そして神殿を中心とする家族は、神殿から得られる豊かな恵みによって強められ、主と深く結ばれるのです。
わたしがこれらのことを知っているのは、わたし自身が経験したからです。このことについて話をするだけで、平安をもたらす優しい聖霊の訪れがあり、神殿は神の場所であると証してくれます。その聖霊は幸福、平安、そして永遠の喜びをもたらします。
ジェームズ・E・ファウスト管長は亡くなる4ヶ月前、改築されたばかりの現代の神殿についてこのように言いました。
「この素晴らしい建物が補強され、新しくなり、神の子供たちを教え導き、高めるためにこれからもずっと使われていくことに感謝しています。(ジェームズ・E・ファウスト管長、ソルトレーク・タバナクル再奉献、2007年5月号リアホナ)」
神殿を愛する人々が知っていたように、ファウスト管長も神殿が神の子どもたちを強め、高める場所であるということを知っていました。そして神の業と神殿での礼拝に基盤をおく家族は、それによって計り知れないほど強められ祝福を受けるのです。
神殿についてより深く学ぶには、神殿のリンクを見てみてください。
この記事はシンディー・Bによって書かれ、ldsblogs.comに掲載されたものです。