わたしたちは、導きを得たいときに聖句を探し、聖典を読みます。どうしても答えが欲しい時に、聖文に頼ります。神の愛を感じたい時に、聖文を読みます。
それでは、恋したいときには、あなたは何をしますか？最高にロマンティックな文章を読むときに感じるようなドキドキした気持ちを感じたいときはどうしますか？
知っていましたか。聖文はそんなときに、とても役に立つんですよ。
わたしたちは、聖文は「すべきこと」、「してはならない」のリストであり、自己改善方法が書かれていると考えますが、聖文は実際に生きた人、亡くなった人、犠牲を払った人、愛し合った人たちの記録です。ですから、ロマンス好きな人が読んだら腰が抜けてしまうような美しく、詩的でロマンティックな表現を見い出すことができます。さらに聖文は、愛の源は神であること、つまり史上で最も偉大な愛を示されたお方であることを教えてくれます。
ですから、聖文の中にあるロマンティックな文句を読むときには、それを書き綴った人々の生き様や愛についてもぜひ、考えてみて下さい。
旧約聖書
創世記 2:18, 21-24
また主なる神は言われた、「人がひとりでいるのは良くない。彼のために、ふさわしい助けてを造ろう。」
そこで主なる神は人を深く眠らせ、眠った時に、そのあばら骨の一つを取って、その所を肉でふさがれた。主なる神は人から取ったあばら骨でひとりの女を造り、人のところへ連れてこられた。そのとき、人は言った。「これこそ、ついに私の骨の骨、わたしの肉の肉。男から取ったものだから、これを女と名づけよう」。それで人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるのである。
創世記 29:20
こうして、ヤコブは七年の間ラケルのために働いたが、彼女を愛したので、ただ数日のように思われた。
箴言7:18
さあ、わたしたちは夜が明けるまで、情をつくし、愛をかわして楽しみましょう。
箴言30:18-19
わたしにとって不思議にたえないことが三つある、いや、四つあって、わたしには悟ることができない。すなわち空を飛ぶはげたかの道、岩の上を這うへびの道、海をはしる舟の道、男の女にあう道がそれである。
雅歌 2:2
おとめたちのうちにわが愛する者のあるのは、いばらの中にゆりの花があるようだ。
雅歌 3:4
わたしが彼らと別れて行くとすぐ、わが魂の愛する者に出会った。わたしは彼を引き留めて行かせず…
雅歌 4:7
わが愛する者よ、あなたはことごとく美しく、少しのきずもない。
雅歌 8:6-7
わたしをあなたの心に置いて印のようにし、あなたの腕に置いて印のようにしてください。愛は死のように強く、ねたみは墓のように残酷だからです。そのきらめきは火のきらめき、最もはげしい炎です。愛は大水も消すことができない、洪水もおぼれさせることができない。もし人がその家の財産をことごとく与えて、愛に換えようとするならば、いたくいやしめられるでしょう。
新約聖書
コリント人への第一の手紙 13:1-3
たといわたしが、人々の言葉や御使たちの言葉を語っても、もし愛がなければ、わたしは、やかましい鐘や騒がしい鐃鉢と同じである。たといまた、わたしに預言をする力があり、あらゆる奥義とあらゆる知識とに通じていても、また、山を移すほどの強い信仰があっても、もし愛がなければ、わたしは無に等しい。たといまた、わたしが自分の全財産を人に施しても、また、自分のからだを焼かれるために渡しても、もし愛がなければ、いっさいは無益である。愛は寛容であり、愛は情け深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない、不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。不義を喜ばないで真理を喜ぶ。そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。愛はいつまでも絶えることがない。しかし、預言はすたれ、異言はやみ、知識はすたれるであろう。
エペソ人への手紙 5:25
夫たる者よ。キリストが教会を愛してそのためにご自身をささげられたように、妻を愛しなさい。
ヨハネ第一の手紙 3:18
子たちよ。わたしたちは言葉や口先だけで愛するのではなく、行いと真実とをもって愛し合おうではないか。
ヨハネ第一の手紙 4:18
愛には恐れがない。完全な愛は恐れをとり除く。恐れには懲らしめが伴い、かつ恐れる者には、愛が全うされていないからである。
モルモン書
モーサヤ 18:21
…互いに和合し、愛し合って結ばれた心を持ち…
アルマ 38:12
大胆でありなさい。しかし、尊大であってはならない。また、激情をすべて制し、愛で満たされるようにしなさい。
教義と聖約
教義と聖約 42:22
あなたは心を尽くして妻を愛し、妻と結び合わなければならない。その他のものと結び合ってはならない。
教義と聖約 132:19‐20
もしある男がわたしの律法であるわたしの言葉によって、また新しくかつ永遠の聖約によって妻をめとり…彼らに、「あなたがたは第一の復活に出てくるであろう…そして、王位、王国、公国、および力、主権、すべての高い所と深い所を受け継ぐであろう」…わたしの僕が彼らに授けたすべての事柄は何であろうと、この世においても永遠にわたっても、[あなたがた]に行われ、[あなたがた]がこの世の外に去るときにも完全に効力があるであろう。そして、[あなたがた]はそこに置かれる天使たちと神々のそばを通り過ぎ、[あなたがた]の頭に結び固められたように、すべての事柄について昇栄と栄光を受けるであろう。その栄光とは、とこしえにいつまでも子孫が満ちて続くことである。それで、[あなたがた]は神々となる。[あなたがた]には終わりがないからである。それゆえ、[あなたがた]は続くので永遠から永遠に至り、すべてのものが彼らに従うので、[あなたがた]はすべてのものの上にあるであろう。それで、[あなたがた]は神々となる。[あなたがた]は一切の権威を持ち、天使たちが[あなたがた]に従うからである。
この記事はもともとダニエラ・B ・ ワグナー によって書かれ、ldsliving.comに”The 16 Most Romantic Lines from the Scriptures” の題名で投稿されました。
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