テリー・リン・ビトナー：モルモニズム
２０１３年１１月１９日
１９６３年，ジョン・F・ケネディーはドイツに旅行しました。彼が来ることを知って，６人のモルモン宣教師は彼を驚かせようと準備していました。彼らは４０フィートの横幕を創り，そこには「ケネディー大統領ようこそ—ドイツの1,100人のモルモン宣教師」と書かれていました。それは教会のコローニ支部のある女性が様々な会員から寄贈された材料を使って縫い合わせたものでした。一つの会社がそれに塗装しました。もう一つの会社が宣教師のためにそれを掲げました。それは鶏肉のレストランと市がまさにそのために建てた支柱の間に張られました。ケネディーがそこを通り過ぎた時、彼はその動いている車の中で立っていて，カメラが，彼がその横幕を読むために首を向けているのを捉えていました。
その横幕を見て，その話をもっと読む。
丁度それから３か月後，彼が暗殺される２か月前に，ジョン・F・ケネディー大統領はユタ州のソールトレイク市のテンプルスクウェアにあるタバナクルで講演をしました。そのタバナクルは末日聖徒イエス・キリスト教会の所有する物で，有名なモルモンタバナクル合唱団の根拠地です。JFKはその講演を自分の行った講演の最もすぐれたものの一つであるとして，そのコピーを両親に贈ったのです。ケネディーは立候補したときユタ州での支持率は４５．１７％でしたが，選挙人投票はゼロでした。
その旅は彼のユタへの５番目の旅でした。彼のそれまでの旅は上院議員として，また大統領選の立候補者としての旅でした。それは１１の州を回る旅の一部でした。12万5千人ほどの人々が沿道に並び、彼の自動車行列を歓迎しました。彼が空港から使った車は，やがて８週間後に暗殺された時に乗ることになっていたのと同じ車でした。彼の旅のほとんどは保護についてのことでしたが，彼のユタ州民に対する講演は外交問題に集中していました。ケネディー大統領はその当時の教会の大管長であったデヴィッド・O・マッケイ大管長を含む満員の観客に向かって語りました。彼の話は何回も支持の起立をもって受けとめられました。
ケネディーはその講演の中でモルモンについて称賛して言いました。
すべてのアメリカの開拓者と定住者の話の中で，モルモンの徒歩の旅に勝って啓発するものはありません。このコミュニティーの創始者たちの質の高さこそ、わたしたちがアメリカで求めているものです。この国が求めている特質とは，勇気，忍耐，信仰，自主独立，耐えぬく力，そしてあらゆるものに勝って，正義が勝利するために揺るぎない決意で向かっていくことです。
彼はまたユタは人口当たりの高校卒業生の率と大学に進む者の率が、他のあらゆる州に勝っていることを指摘しました。ケネディーは全米で８−９百万の子供たちが高校を修了しないことを嘆き，多くが６年生までの教育しか受けないということが，機械類の発展により，より高い教育を受けた人が不可欠である時代に起こっていることを指摘しました。彼はユタの州民に水の保護という彼の旅の焦点であるテーマについて共に力を合わせて戦うように呼びかけました。
ケネディーはそれから彼の主題に移りました。なぜ合衆国がそれ程世界の政治に関わっているのか疑問に思う多くの人々がいることを認めました。多くの人は過去の孤立政策に戻るように望んでいました。しかし，彼は合衆国で起こることと外国で起こることが相互に影響し合っていると指摘しました。彼はわたしたちが他の国にいい意味で影響することによって，自分たちの立場をよりよく守りたいと望みました。再び，彼はモルモンの歴史を引き合いに出して，この点について自分を支持してくれるように働きかけました。
わたしたちの現状における役割が絶望的に見えても，わたしたちが世界の人口の９４％の他の国々の人たちに対してわたしたちが頑張ることに躍起になっているならば，１世紀前にモルモンが迫害され，告訴された少数民族だったとことを，そしてあちこちに急いで移住して，暴力の犠牲者であり，時には殺害されたことを思い出し，それが，今日においてはほんの１００年間の間に，彼らの信仰と働きは世界中で知られ，尊敬され，彼らの声はこの国の最高の評議会で聞かれていることに思いを向けようではありませんか。モルモンが成功したと同じように，アメリカも，もし諦めずに後退することがなければ，成功することができます。
彼は後に、ブリガム・ヤングと彼に従う者たちはネブラスカからソルトレイクに着くまでまで１０８日かかったが，ミサイルは一つの大陸から別の大陸まで３０分で到達することができると語りました。
それから，聴衆を驚かせたことに，現代の預言を集めた教義と聖約というモルモンの聖典を引用しました。彼は第１３６章の勧告を引用し，平和の地に行くことについて話しました。その聖句はモルモンの弁護士オスカー・W・マッコンキー・ジュニアによって与えられていたもので，マッコンキ—はケネディーのスピーチを書く担当者と一緒に働いていてその準備を助けたのです。
JFKのタバナクルでの講演を読む。
まとめ
記事のタイトル：JFKのモルモンとの関係：タバナクルでの講演と宣教師の歓迎
著者：テリー・リン・ビトナー
要旨：１９６３年に，暗殺に会う数ヶ月前に，JFKはドイツでモルモンの宣教師の制作した大きな横幕に迎えられ、彼はタバナクルで講演した。
