レイチェル・Dは末日聖徒イエス・キリスト教会の会員(モルモン)でブリガム・ヤング大学(BYU)の学生です。
神を知る:神性についての考察
モーセ書は古代の聖典にある1つの書で高価な真珠に含まれていますが、その第1章でモーセは神と話すことができます。そして自分の神聖な特質について学びます。モーセは自分が「神の息子」であり、独り子に似た者であることを学びます。(モーセ1:13)モーセが神との関係について学んだこの単純な真理は私が自分の神との関係についての理解を増してくれます。
私はいつもモーセが好きでした。というのは、私にとって彼は彼が最初は神を知ることのない普通の人であったのにやがて自分の神聖な可能性に目覚めたからです。私たちの大部分も同じようなものです。聖書の出エジプト記の3:11でモーセは「わたしは、いったい何者でしょう。わたしがパロのところへ行って、イスラエルの人々をエジプトから導き出すのでしょうか。」モーセは自分が単なる人間で、弱く、洗練されていない人間だと思っていたようです。でも、モーセの生涯を通じて、自分が単なる単純な人間であるのではなく、神の子供であると自覚していました。自分の神聖な特長に対する理解に伴って、それに伴う神のようになれる可能性について理解することができました。神を知るようになるにつれ、モーセの神との関係が強められました!サタンの誘惑を二回拒んだ時には、次のように言いました。「おまえはだれだ。見よ、わたしは、神の独り子にかたどられている神の子だ。おまえの栄光がどこにあるので、わたしがおまえを拝まなければならないのか。」(モーセ1:13)
私は預言者であったこともなく、神の子供たちを奴隷の境遇から導いたこともありませんが、自分がモーセに似た者であると分かります。神をよりよく知り自分が神の娘であることを理解するにつれ、モーセと同じように神の王国を築くのを助け、またその業に使っていただくようになるという意識が育ってきました。モーセはほかの人と同じような普通の人でしたが、自分の意志を神の意志に副わせたので神の王国において独特な道具となりました。モーセが神聖な特質を備えていると知ったことで神が自分の側にいらっしゃることに気づき、サタンがもたらす試練や誘惑に対抗することができたのです。モーセの経験を読むことによって、私もまた同じような神聖な特徴を持っているという真理を知ることによって、強くなって前進し、生活の中で起こってくる失望させるような障害を乗り越え、より良い人間になる力を得られます。
神の主な目的は「人の不死不滅と永遠の命をもたらすこと」(モーセ1:39)です。この知識は私を慰め、神がすべてを統治しておられることを理解する助けになります。神は私たちの生涯での一つ一つのステップを通じて私たちを愛し、導き、支えてくださいます。
その他の資料:
神を知り、神との関係を理解することはこの世における平安や喜びを見出すために大切です。そのことについて末日聖徒イエス・キリスト教会(誤って友達やほかの宗派の人から「モルモン教会」と呼ばれる)の公式サイトで学んでください。
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