末日聖徒イエス・キリスト教会(しばしば何気なく「モルモン教会」と呼ばれる)のトーマス・S・モンソン大管長の、若い男性は18歳、若い女性は19歳という宣教師になるための最低年齢の引き下げ発表により、宣教師の申請が大量に殺到しました。

末日聖徒(「LDS」または「モルモン」)は、宣教師の召しを宣教師訓練センター(MTC)で始めます。

mtc-raintree-apt-lf-300x240LDSの宣教師は普通、教義や振る舞い、伝道方法、必要な時は外国語の訓練を、MTCで3週間から12週間受けます。(ユタ州)プロボに加えて、アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、ドミニカ共和国、ガーナ、グァテマラ、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、フィリピン、南アフリカ、スペイン、イギリスなど全世界で15のMTCがあります。1(英語)

最大の宣教師訓練センター、プロボの施設は、モンソン大管長が年齢条件を引き下げる発表をした時、2800人の宣教師に宿泊を提供しました。教会本部は、プロボMTCのモルモン宣教師の数は、2013年の夏に7800人に上り、2016年までに6000人に落ち着くと見ています。

「若い人たちの反応は、目覚しく、感動的である」とLDS大管長、トーマス・S・モンソンは、今月初めの183期年次総大会の最初のセッションで述べました。モンソン大管長は、26,000人の新しい宣教師が数ヶ月のうちに訓練の用意ができるだろうと述べました。2(英語)

この宣教師の増加は、ユタ州プロボMTCの施設の相当な拡大を必要とします。

教会はこの差し迫った必要に答えるために2つの措置を講じました。メキシコと他のラテンアメリカで奉仕する宣教師のために新しいMTC施設をメキシコシティにオープンすることを1月に発表しました。そして教会本部は、一時的にワイビュー・パークとレインツリー・コモンズ・アパートにMTC施設をオープンすることを3月に発表しました。

これらの措置は、2700人の宣教師に宿泊施設を即時に提供し、現在のプロボMTC施設の負担を大幅に取り除き、LDS指導者に拡張の長期的オプションを注意深く評価する時間を与えます。3(英語)

拡張のための2つの一般的オプションは、以下を含みます。

南側オプション―現在のMTCキャンパスの南隣の土地12エーカーを使用し、いくつかのBYU施設の廃止と移設を必要とする。

北東オプション―900イースト通りを横切り、現在運動場と2つの貯水タンク、MTCと近くのプロボ神殿両方の駐車場がある27エーカーの広いオープンスペースに拡張する。4(英語)

MTCは拡張されるが、モルモンの宣教師のメッセージは同じまま

mtc-215x300プロボMTC拡張の必要性は、LDSの男女の、イエス・キリストの福音を世界に分かち合い、イエスキリストの弟子への委任を遂行したいという興奮と望みを明白に強調しています。

「そして彼らに言われた、『全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。』」(マルコ16:15)

「しかし、わたしの前に心を清くしなさい。それから全世界に出て行って、わたしの福音を与えられていないすべての造られたものにそれを宣べ伝えなさい。」(教義と聖約112:28)

モルモンの宣教師のメッセージは、人生の偉大な疑問に答えます。「人生の意味は何だろうか」「なぜここにいるのだろうか」「死んだらどうなるのだろうか」「どうやって神を知ることができるだろうか」

宣教師がこのメッセージを真理を求めている人々と分かち合う時に感じる幸せは、比類ないものです。

メッセージを分かち合う。

スコットランドのエアーで伝道していた時、わたしはウェンディ・ウイルソンに出会いました。公然と無神論者を名乗っていたウェンディは、神は愛の深い父であるとわたしたちが言ったことが心に響いたと言いました。何年も前のある悲劇的な午後までは、神を信じていたと分かち合ってくれました。その日、酔ったドライバーが急ハンドルを切り、カーブを跳び越えて、前庭の芝生で遊んでいた息子に車がぶつかったのです。どんな真の神もそのような非常識な事柄が彼女の家族に起こるままにされるとは信じられず、神に対する信仰を失いました。わたしたちは、ウェンディに祈りの方法を教えました。彼女は初めて祈り、神が生きておられるのか尋ね、平安を願い求めました。彼女は、慰めと平安と真理の知識を与える聖霊の静かな影響を感じました。彼女は、イエスキリストの天与の使命と、彼がわたしたちの痛み、悲しみ、嘆きをご存知であることを学びました。(イザヤ53:3-5)主に頼ることにより、彼女は真の幸福と人生の目的を見出しました。彼女は息子の人生を褒め称え、再び会えると信じました。

ウェンディが神を探し求め、見つけたその勇気は、わたしに希望と幸福のメッセージを他の人と分かち合い続けさせました。

もしあなたが人生の偉大な疑問の答えを求めていたり、または単に、わたしたちの教義についてもっと理解したいと思っているのならば、宣教師に尋ねてください!