ここ最近ひしひしと感じていることがあります。もしも、妻に専業主婦としてお給料を払うとしたら金銭的に厳しい、ということです。誰かを批判するつもりでこの記事を書いたわけではありません。ただ単に、わたしには専業主婦を養う経済力がないのです。専業主婦のみなさんを否定しているわけではないということがわかっていただけるように、私の考えを誤解がないようはっきりと説明したいと思いますが、その一方で、本音を言わせていただくと、妻を専業主婦にしておく経済的余裕が、わたしにはないのです。その理由はというと…

専業主婦の価値

妻は毎日、家庭で息子の世話をしています。息子のオムツを替え、ミルクをあげて、息子と遊んで、昼寝をさせ、息子の機嫌を直すよう優しく語りかけます。これが妻がしている労働の最低限のラインです。子供を保育園に入園させれば、同じような世話はしてくれるでしょう。しかし、家庭では、妻は息子だけに焦点を置けるのです。他の子供に目を向ける必要のない妻を、息子は独り占めできるのです。妻は、自身の愛や、時間や、労力すべてを息子に注ぐことができるのです。息子は常に母親のそばで、話を聞いてもらえるのです。子供の世話をして、立派に育て上げるというのは、明らかに親の役目ですが、現代の技術では、どんなサービスもお金で買うことができます。様々な会社が、ありとあらゆるビジネスを提供しています。

要するに、妻が母親として息子にしていることは、親として当然のことですが、妻の働きをお金に換算することもできます。子に対する母親の愛を軽視したり、物として扱ったり、その価値を無視したりするつもりは一切ありませんが、実際問題に目を向けて見ましょう。給料日とはなかなか気分のいいものです。その理由はきっと一生懸命働いた結果を、お金という形で見ることができるからでしょう。これがわたしには、専業主婦を雇うお金がないという理由なのです。アメリカでの在宅保育士の平均週給は約8万円、月給は約32万円、年収は約410万円なのですから。妻の日々の働きに心から感謝したいと思います。

 

 

この記事はウィーアーグローリーにより書かれ、もともとはLDSリビングに投稿されたものです。