パリ 写真提供 foxnews.com

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パリで起きた金曜日の残酷な攻撃に寄せて、モルモン教の大管長会はパリ市民に対して深い愛と励ましの念を示しました。

 2015年11月13日(金)、テロリストはパリ市内で少なくとも128人の市民を殺害し、数百人の人々を負傷させました。

 11月14日に発表された声明文のなかで、モルモン教の指導者はこのように述べました。

 「今日わたしたちはパリで起きた恐ろしい惨事について思いを馳せ、全世界の人たちと共に哀悼の意を表します。この事件に巻き込まれた方々、ご家族、最愛の方々のために、そして特に暴力と大変な喪失感から立ち直ろうともがいているフランスのみなさんのためにお祈りいたします。」

 モルモン教の大管長会は世界中の会員たちに、この事件に影響を受けた人たちが「救い主イエス・キリストがもたらす平安により慰められ、癒され、理解力と希望を得られる」ように、祈りに加わるように呼びかけました。

 モルモン教のヨーロッパ地域の会長であるパトリック・キアロン長老は、またこのような声明文を発表しました。

 「この悲しみと苦しみのさなかに、ヨーロッパ中のモルモン教の会員は、良識を持った善良な人々と心を一つにし、昨晩のパリ攻撃の犠牲者のご家族友人のみなさまに、お悔やみ申し上げます。わたしたちは、傷つき、苦しみ、失意のうちにある方々のために、思いを寄せ、祈りを捧げます。」

大管長会は、テンプルスクエアでは半旗を掲げ、「愛と励ましのしるし」としてフランス国旗も掲げたと述べました。

金曜日に掲載された、パリ伝道部のフェイスブックの記事では、パリで働く全ての宣教師の無事が確認されています。記事には「攻撃された時に全ての宣教師がアパートにいました。リーダーの宣教師がパリ市内の全ての宣教師に追って通知があるまで翌日はアパートにとどまるようにと伝達しました」と書かれています。

次に、フランスパリ伝道部のフェースブックページ(France Paris Mission Babin)に載せられた記事では、宣教師の安全を最優先にしていることをモルモン教の会員に伝えています。「わたしたちは引き続き油断せずに、子どもたちみんなの安全を確保することに努めていきます。」

カイリー・ラブステンはLDS.netの著者でBYUの放送ジャーナリズムの卒業生です。彼女はシカゴ近郊で育ち、シカゴカブスのファンです。彼女は書くことや、ライブイベントのビデオ制作をすることが好きです。
翻訳者:美佳子さんはモアグッド財団の翻訳者です。ユタ州立大学から音楽療法学科で卒業しました。美佳子さんは静岡で育ち、しばらくはアメリカで生活していました。楽器を演奏し、編曲したり、作曲するのが大好きです。ハイキング、ジョギング、旅行することも好きです。