写真:2016年8月29日、月曜日、モルモン教の管理ビショップリック第二顧問のW・クリストファー・ワデルビショップ(中央)と教会の福祉事業部の担当責任者のスティーブン・K・ピーターソン(左)は、USCCBの総書記J・ブライアン・ブランスフィールド神父(右)に、難民救済に関し、難民の移住を支援するために125万ドルを贈った。© 2016 by Intellectual Reserve, Inc. 無断複写・転載を禁じます。 |
全世界の難民危機に対し、現在進行中の人道支援として、モルモン教は、月曜日に2つの慈善団体に、合計200万ドル(約2億円)の寄付をしました。
モルモン教の管理ビショップリック第二顧問のW・クリストファー・ワデルビショップは、全米各地の地域で、新しい生活を築こうとしている難民を援助する2つの団体、U.S. Conference of Catholic Bishops (USCCB)と国際救済委員会(IRC) に寄付を贈りました。
ワデルビショップは、「これらの(団体との)関係が引き続きあり、わたしたちの間で外部者と感じる人々に手を差し伸べる機会、正に福音の基本的な原則の1つに貢献する機会が与えられたことに感謝しています。これには、自国から追いやられ、気がつくと新しく不慣れな環境で暮らすことになった人々が含まれます」と話しました。
USCCBへの125万ドル(約1億2500万円)の寄付は、米国中の80教区の再定住化事務所に到着したばかりの難民を歓迎し、支援する助けとなることでしょう。IRCへの75万ドル(約7500万円)の寄付により、住む場所を失った難民の家族は、国内29都市に再定住するため、最初の数ヶ月の間、同様の支援を受けられるようになるでしょう。
シアトルの補佐司教でありUSCCBの移民委員長であるユーセビオ・エリゾンド司教は、「わたしは、移民と難民事業への支援に対し、ワデルビショップとモルモン教にきわめて感謝しています。ともに信仰をもつ者として、難民たちがわたしたちの援助を切に必要 としていることを知っています。そしてこの寛大な寄付により、わたしたちは、より多くの人たちのために仕えることができます」と話しました。
IRC全米プログラム上級副代表ジェニファー・サイムは、「わたしたちは、IRCがモルモン団体から受けてきた、長年にわたる確固たる支援に感謝します。到着したばかりの難民たちが、アメリカでの生活に適応できるよう援助するために、IRCを支援してきてくれたかけがえのないパートナーです。IRCとわたしたちが仕える難民への継続する支援に対し、モルモン教にたいへん感謝しています」と話しました。
教会は、数十年間世界中の難民を救済してきました。そしてここ数ヶ月で、アメリカ国内の難民活動に600万ドル(約6億円)を投じることを約束しました。
昨年の秋、教会の最高機関である大管長会は、金銭的な貢献と、可能であれば地域の救済プロジェクトへの参加をとおして、支援するよう呼びかけました。
写真提供:MormonNewsroom.org
この記事は、もともとmormonnewsroom.orgに書かれたものであり、スミス寿子により翻訳されました。