末日聖徒イエス・キリスト教会の会員としての生活は色々な面でユニークです。その違いのいくつかが長生きすることの秘訣となっています。教会の初期の時代から「知恵の言葉」と言われる啓示が実践されています。モルモン教の会員は良い食物を取り、運動をして身体を養い、アルコール、煙草、コーヒー、カフェインを含むお茶、法律で禁止されている薬物を避けることを実践してきました。会員は家族を中心とした生活をして、平均的に礼拝のためにより多くの時間を使います(日曜日には3つのおよそ1時間のプログラムからなる3時間を教会で過ごします)。
教会員のライフスタイルに隠されている長寿の秘訣
この信条と実践のユニークな組み合わせは寿命を明らかに延ばしています。1980年から2004年にかけて、UCLAの教授であるジェームズ・E・エンストロムとレスター・ブレスローが研究した結果、次のような結論が出ました。「カリフォルニアに住む活発な教会員は、全体として最も低い死亡率があります。これまで報告されてきた合衆国のいかなるグループの結果よりも、長寿であることが分かりました。」この研究から分かったもう一つの際立ったポイントは「教会員がその戒めに、より厳格でかつ一貫して従えば従うほどより長寿になるということです。」
「知恵の言葉」についての追加事項
「知恵の言葉」はジョセフ・スミスが祈りの中で尋ねたことに対する啓示として与えられたものです。定例の集会における煙草の使用が、ジョセフと妻のエマにとって不快なものになりました。この点について後になって、ブリガム・ヤングが歴史的な前後関係(P.224)についてどうしてジョセフが主にこの件について尋ねたのかを説明しました。
ジョセフがその啓示で受けたのは、教会員が摂取を控えるようにすべきものだけではありませんでした。彼は季節のハーブや果物をとるべきこと、肉を控えめに食べること,穀類は人間のためになることが述べられています。祝福も約束されており、もしこの戒めに従うならば、彼らは「走っても疲れることがなく、歩いても弱ることはない。」と言われました。
良い健康は万人に適応します
良い健康はすべての人が望むものです。元気で機能的な身体で目覚めるという祝福は、健康が悪化する経験をした人だけが十分に感謝できるものです。健康的な習慣やライフスタイルは、何かを見いだそうと努力する時に、皆がその研究から益を得ることができます。知恵の言葉の中には、やめるのが難しいものもあると思いますが、目標を設定して、家族や友人の助けを得たり、祈りを通して神に助けを求めてください。固い決意と努力により、克服し、より健康的な生活を送れることを約束します。
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この記事はもともとmormon.orgに投稿されたものです。