オーストリア人のブロードウエイスターであるグリーム・パーセルは、自分がステージで発表することを職業とすることが末日聖徒の信仰を豊かにする助けになっていると述べています。
この帰還宣教師は「ライオンキング」というミュージカルで,オーストリアで公演している一座の俳優ですが,シンバの代役と男性のアンサンブルの役割を果たしています。パーセルはこのミュージカルにおける自分の役割を説明して,
「わたしたちは『サークル・オブ・ライフ』とか『ハクナ・マタータ』などこの一行の歌すべてを歌い,シンバ役が病気や休みを取っている時には,わたしが主役を務めます。」
パーセルは自分の時間の大半をショーのためにリハーサルをしたり準備したりすることに費やします。MissionGeek.netによると,毎週5日間で8つのショーに出演します。そのように忙しい職業の傍ら,若い成人の活動や,ファイアサイドや,日曜日の集会の一部も参加できない時さえありますが,パーセルは信仰を強く持つように工夫しています。
彼の更衣室に大管長会の写真を飾っていることに加えて,パーセルは昼食時に行なわれているインスティテュート〔宗教についてのクラス〕に参加したり,一週のうちに何度も宣教師と一緒に人々に福音を教えたりします。
彼の俳優としての職業によって、他の若い聖人たちが楽しんでいる活動に参加できないかもしれませんが,パーセルはその職業が好きで,「ライオンキング」に出演することは自分の信仰を実践する助けになりさえすると言っています。彼によると,そのミュージカルが「救いの計画」を思い起こさせてくれ,人々が神を見いだす助けになる可能性があるのだそうです。彼が説明しているのは,
「わたしはこの作品が,そう意識していないかもしれませんが,人々を神に近づけさせていると思います。これは王としての召しを思い出すという人の物語です。わたしはムファサを神として,シンバをわたしたちとして,そしてラフィキを聖霊として理解しています。私はこのミュージカルが持っているメッセージが好きです。わたしは自分がこの作品に加わるべきだと感じました。」
パーセルは自分が責任の大きい職業と、モルモンの信仰を両立することが可能であることを証明したいと述べています。
パーセルがすべての若い末日聖徒に勧めているのは,「しっかりとした土台を築き,標準を設定し,伝道に出、。。。。。喜んで犠牲を払い,自分が主の用向きを持っていることを自覚することです。」
カイリーはLDS.netの著者の一人で,BYUの卒業生で,放送ジャーナリズムで学位を得ました。彼女はシカゴの郊外で育ち,そこでシカゴカッブズに対する熱狂的なファンになりました。彼女は著作活動とライブの出来事のビデオ制作が好きです。