アメリカのモルモンについてピューフォーラムの新調査
ピュー・リサーチ・センターの新調査によると、モルモン教について探しているのなら、今もなおユタが最適な場所と言えるでしょう。アメリカのモルモン教徒の40パーセントがユタに住んでいます。ユタにたどり着けなかったとしても、アメリカ西部のどこでもかまいません。アメリカのモルモン教徒の4分の3は、アメリカ西部に住んでいます。
世界的に見ると、米国内よりも米国外により多くのモルモン教徒が住んでいます。世界に1470万人のモルモン教徒がいます。そして約630万人がアメリカに住んでいます。他国での会員数は着実に増えていますが、アメリカでも同様です。会員が引っ越したり、人々が改宗すると人口がその国の別の場所に移動します。
調査によると、末日聖徒イエス・キリスト教会(しばしば「モルモン教会」とも呼ばれる)が作り出している多量の宣伝を人々は無視しているようにも見えます。しかしモルモン教について前向きな言葉で話す人々の数が徐々に増えています。モルモン教を知ることにより、モルモン教がどんな宗教か人の噂話ではなく、彼らの意見を実知識に基づいて話すようになるので、前向きな言葉で話される可能性が高くなります。
モルモン教の学び方
多くの噂や誤解が広まっています。そのため、モルモン教について何が正しいのか本当に理解したい人は真実を理解するのが難しいこともあるでしょう。モルモン教徒ではない人々から得る情報は、たいがい間違っているものです。私たちは他の宗教の全体像をしっかり理解していて、その小さい部分まで筋の通った方法で説明できるようでなければ、その宗教について書くことは難しいでしょう。私が、誰かが信仰している他の宗教について学ぶときには、まずその宗教の基となるその他すべての基礎的な教えについて聞きます。私がその基礎的な教えを信じるかどうかは重要ではありません。私は自分にこう問いかけます。「もし私がこの基礎的な教えを信じたとして、その他の教義も信じる必要があるだろうか?」このようにすると、敬意を表すレンズでその宗教を見れるようにしてくれ、奇妙に思える教義を切り離して、全く理にかなった背景を見れるように助けてくれます。
その宗教を退会した人から話を聞くことも、大抵の場合最高の選択ではありません。私の経験からすると、そのような人々はその宗教に関してまだ理解できていない部分があったり、また彼らはしばしば文化的信念と実際の教義の違いに気づいていないことがあります。私は常に、どんな宗教についてでも学ぶときは、長年彼らの信仰を学んでいて、信念に従って生活している、信仰のある実践している会員にたずねます。この方法のほうが信頼できるからです。
オンラインでモルモン教について学ぶ
もしモルモン教を信じ実践している人を知らなかったり、モルモン教の人が身近にいない人にとって、Mormon.orgでモルモン教について確かな情報を得ながら学ぶことができます。これは、末日聖徒イエス・キリスト教会がモルモン教について、ごく基本的に導入を提供するオフィシャルウェブサイトです。このウェブサイトは、これまで話してきた基礎的な教えを提供してくれます。また、オンラインチャットを使って、あなたの誠実な質問について宣教師が答えることもできます。宣教師たちは、論争するのが目的ではありません。情報を提供するのが目的です。
モルモン教徒が理解しているようにモルモン教を理解したいと望んでおられるなら、LDS.orgをご覧ください。これもオフィシャルウェブサイトですが、主に現在信仰しているモルモン教徒のために作られました。モルモン教徒が信じている真の教えについて興味深い内容を垣間見ることができるでしょう。またクラスで使用される、教師用と生徒用のカリキュラムも読むことができます。オフィシャルの教会の機関紙もオンラインなら無料で読むことができます。多くの教義について閲覧できますし、方針ガイドブックも読むことができます。きっと、モルモン教ほどにオープンで人々に何を教えているか示している宗教を見つけるのは、苦労のいることであることがわかるでしょう。
もちろん、モルモン教が世界中に一般的に見出されるようになれば、モルモン教の生きた手本(あなたの隣人、クラスメイト、仕事仲間)を見る機会が増えるでしょう。こうなれば、実際に行動実行されたモルモン教を見ることができるでしょう。
追加のリソース:
お近くの末日聖徒イエスキリスト教会の礼拝集会にご参加ください
モルモン教は他の人々を助けることを信じています
テリー・リン・ビットナーについて
テリー・リン・ビットナーは、LDSの雑誌への記載を含めて、自宅学習に関する本や多くの記事の著者です。夫はリンカーン・ビットナーで、三人の成人した子供たちの母親であり、二人の孫娘がいる。テリーは17歳のときにモルモンに改宗し、1992年よりオンラインで彼女の信仰を分かち合っている。LatterdaySaintWoman.comで彼女のLDSの女性としてのブログを見ることもできる。