「神様っているの?」 

多くの人が1度は考えたことがあるかもしれません。神様がいるかどうか、どんな時に神様の存在を感じられるか、どのように確信を得ることができるか、わたしの経験が答えを見つけるヒントになれば幸いです。


自然の美しさから感じる神様の存在

わたしが初めて神様の存在を知ったのは、21歳の終わりのころでした。ハワイに留学していたわたしは、大きな悩みがあり、八方ふさがりのような状態でした。そんな中で友人が、朝日を見にビーチへ行こう、と誘ってくれました。ビーチに着くと、目の前の水平線が明るんでおり、夜の闇が薄れてきていました。空に浮かぶ雲は徐々に時間とともに輝きが増し、太陽が海から出てきた瞬間は、空も海も輝くオレンジに染まっていきました。それは人の力では作り出すことのできない美しさで、空いっぱいに広がっていました。わたしは、美しすぎる朝日で鳥肌が立ち、何かに包まれているような温かさを感じました。それは深い悩みという夜から、希望を見いだした瞬間でした。同時に、神様の存在と自分は愛されているという感覚を心に強く感じました。


身近な人から感じる神様の愛

自然の美しさのほかにも、神様を近くに感じることができます。わたしは、自分の大切な人たちを通して経験します。多くの場合は、家族です。夫や子供たちの存在はとても大きいです。一緒にご飯を食べたり、ウノなどのゲームをしたり、楽しい時間を共有するときに、とても幸せな気分になります。もちろん、家族が原因でイライラし、けんかもします。それでも、やはり特別なつながりを感じます。また、大きな安らぎが与えられます。特に夫は、育った環境が違う全くの他人なのに、似た価値観を持っていて、お互いに大切な存在となっています。神様が用意してくださった相手のように思います。

友人も、神様が遣わしてくださったと感じることがあります。最近落ち込む経験がありました。ひどく落ち込んでいると、家事や仕事をすることがとても辛くなり、何もしたくない気分になります。そんな中、一人の友人がLINEをくれました。彼女とは高校時代からの付き合いですが、住んでいる場所が離れているので、めったに会うことができません。お互い子育てや仕事で時間が取れず、近況はSNSの投稿で知るくらいでした。しかしその日のLINEは、特に重要な用事ではなく何気ない内容でしたが、そのメッセージからは彼女のやさしさを感じ、自分の内側から元気がわいてくることを実感しました。その友人は、わたしが落ち込んでいることなんて知るはずがありません。それなのに、元気の出るメッセージを送ってくれて、まるで何かの導きがあったように感じました。


自分から求める

孤独を感じるときに、周りの人の影響で心に温かさを感じることがありますが、わたし自身が神様を求めるときにも、その存在をとても強く、そして近くに感じることができます。祈りはその一つの方法です。心と思いを向けて、自分の悩みや望みについて祈ります。 

また、神様の存在を知りたいときに祈ってもいいでしょう。祈っていると、心に安らぎ、確信、元気が与えられます。時にはすぐに答えを得られず、何度も同じことについて祈ることがありますが、その度にだんだん心が軽くなります。そして大きな何かに包まれているような感覚になります。

自然の美しさや壮大さに触れるときも、家族や友人に特別な思いを抱くときも、祈りによって安らぎを得られるときも、神様の存在を強く感じるときは、心が言葉では言い表せないほどの幸せと温かい思いで満たされます。その思いが、「確かに神様がいる」という確信を与えてくれます。そして、それはすべての人が経験できるのです。