パット・フレイドさんは、ブリガム・ヤング大学の図書館で働いています。彼女は目録作成をする司書で、20年ほどその図書館で働いています。仕事場では、もう一つ上の地位につけるように現在努力しています。パットは障害のために、歩くこと、話すこと、手を使うことが困難です。でも、彼女は障害に負けないで、多くの驚くべきことを達成してきました。

 

愛犬パットは独身ですが、女の子を養子に受け入れて育てています。その女の子は今は10代の元気な女の子に成長しています。パットは料理、サイクリング、運転から様々なことをこなします。愛犬もおり、一緒に散歩に行きます。パットのオフィスは私の主人の隣のオフィスです。雪の日や、道路の状態が悪い時には、近所に住んでいるパットが私の夫を家まで迎えに来てくれます。

 

パットは昨年、車の事故に遭い、腕や手を痛めました。周りの人は、もう彼女は働けないだろうと懸念しましたが、彼女は見事に復帰しました。モルモン教のブリガム・ヤング大管長はこう言っています。「〔人は〕自立した存在として行動する〔力を身に付け〕……自分が様々な状況にあってどのように行動するか確認しなければなりません。……こうして,完全な知識のない暗闇くらやみの中でも義にかなって生きられるか,自立の度合いを試すのです。」22

 

パットは自立するために必要な力を身に着け、義の人生を歩み続けています。彼女は自分の可能性を最大限に活かしている尊敬すべき女性です。私はパットの偉大さに驚きと感動を覚えます。パットはモルモン教の女性であり、母親です。