デル・パーソンは伝統的で有名な写実主義の画家であり、イエス・キリストやその他の宗教画で知られている。彼は末日聖徒イエス・キリスト教会の会員である。
デル・パーソンの人生
1948年ユタ州オグデンにて生まれたデルウィン・オリバー・パーソンはアイダホ州レックスバーグで育った。画家の父親は芸術の教授でもあり、8人兄弟のうちの2人(レオンとノーラン)も芸術家である。
ブリガム・ヤング大学で生命科学の理学の学士号と、デッサンと画法の修士号を取得した。ユタ州のディクシー・カレッジで絵の教授になる前は、画廊や肖像画の画家であった。
1978年に妻と末娘を亡くしてからは、主に宗教画を描くようになった。末日聖徒イエス・キリスト教会は240以上の作品を発注している。その多くはイエス・キリストを描いたものである。「赤い衣のキリスト」として知られる絵は教会の資料の多くに用いられ、集会所や教会の会員の家にも広く飾られている。彼の作品である「主は蘇られた」、「イエス、マリヤとマルタ」もよく知られている。
パーソンは特に景色などの他のテーマでも描いている。その作品は地域や国からも表彰され、全国的に飾られ、展示されている。
伝記的な映画「デル・パーソン―愛の肖像」は2011年4月にBYUテレビで初めて放送された。
夫人と6人の子供たちとユタ州シーダーシティー在住。
写真はdel parson studioより